Mari Takenouchi, a journalist and the blogger of Save Kids Japan & World Known as a Japanese single-mother journalist covered by Reporters Without Borders in 2014 on the criminal accusation case for a tweet. My twitter account is @mariscontact (under control and rarely gets retweeted) To order a new book by Mari Takenouchi and Dr. Bandazhevsky, send me an e-mail at takenouchimari@gmail.com Twitter: @mariscontact 私の主なブログは以下です!!ご覧ください!!! See my blogs below!! ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

2013年10月1日火曜日

福島県二本松市の田口茂さんが、御用学者に一人でも果敢に挑んでいる!

関連した質問は私も日英でいかに書かせてもらっていますがhttp://koukaishitsumon.blogspot.com/2013/01/blog-post_30.html、二本松市の田口茂さんのブログを本人の承諾を得て転載させていただきます。

http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-30

(ちなみに2020年7月31日、早野東大名誉教授が福島県伊達市の被ばくした方々の許可なく論文を書いていたということで、倫理違反で論文撤回となりました!https://takenouchimari.blogspot.com/2020/07/2.html)

こういう一人でも闘う福島県人に増えてほしいのです!!!

(というのは組織だと変な人が入り込み、動きが鈍るから。また、田口さんは、きっちりバンダジェフスキーの体内セシウム濃度が10Bq/kg以上になったら危険という、バンダジェフスキー博士の病理研究を繰り返し、1mSv=体内30000Bq 以下であれば良いという偽りの論理に騙されずに戦っています!がんばれ!田口さん!!!)

以下転載***************

二本松市の健康管理アドバザーの教授や準教授達4名
(独協大学、長崎大学、茨城県立医療大学、広島大学)と
市民7名、市の担当者での内部被曝の検査等に関する
質疑応答・意見交換会を実施した。

ここで分かった事は彼らも何が正しいのよくかわからない状態で、
アドバイザーとして
WBC検査や基準づくりに携わっている事。
それを市民に押し付けている事。
自ら決めた基準に対し、何ら根拠を示せない杜撰なものである事。
そして、一部の教授達の知識・知見は我々市民以下である事等々・・・
これで市民の健康や命を守れるはずもない・・・
意見交換は質問にある程度応え、東大・早野教授達の論文に対する
反論を準備している等、ある程度満足いくものではあったが、
このアドバイザー達への不信感も消えたわけではない!
(一部の教授に対しては増大!)




       【質問内容】

1.WBC検査結果の判定基準の中でレベルⅡ(精密検査が必要)を10000Bq以上の
  場合としているが、その根拠は?
  又その根拠となる文献、基準値となる資料の提供をお願いしたい。
  レベルⅠ(検出限界値~9999Bq)対象者は処置不要としているが、その理由を
  説明願いたい。

2.上記基準は
体重の少ない子どもも同一に取り扱っている理由は?
  この基準は体重当たりとすべきと思うが・・??二本松市の見解をお聞かせ願いたい。

3.ベラルーシ中央科学研究所所長のバンダジェフスキー博士の論文では、10Bq/kg
 以上で心電図に異常があるとしている。
 4歳児の平均体重は16kgとすると160Bq以上が異常と扱うべき。
 小学1年の平均体重は21kgとすると210Bq。当然測定誤差(±20%??)も考慮すべき。
 しかしながら、二本松市のWBCの検出限界値はCs134で200Bq、Cs137で250Bqと
 大きい。(測定機の限界で他の測定機よりも小さい事は理解も・・)
 これらの
児童幼児心臓に異常が出るとされている10Bq/Kg以上被ばくしても、検出
  限界値以下で異常が見逃されてしまう。この事に対する二本松市の見解は?

4.H24.2~12月測定の中学生以下109人中32%の35名が10Bq/kg以上検出されて
  いる。この子ども達に対する、二本松市としての今後のケア・対応は?

5.測定結果のBqを実効預託線量値に換算している。この換算係数はICRPの基準を基に
  していると推定するが、その換算係数が正しいとする根拠は何か?その根拠となる文献、
  統計、臨床データ等を示して欲しい。


6.ECRR等ではこの換算係数はICRPの50~100倍程度を使用している。 
  ICRPは内部被ばくについての議論は中止したはずで、まともな議論を広く行ったわけで
  はないはず。
  GHQが隠ぺいしていた
広島や長崎の被ばく患者のデータを基にしたはずで、矮小化や
  隠ぺいしていると考えるのが妥当。
  内部被ばくは体内の筋肉や骨に蓄積され、局所に蓄積された放射性物質は細胞レベルの
  至近距離から筋肉や臓器のDNAを傷つけている。従い、内部被ばくの実行預託線量は
  体全体で平均的に被ばくしたと仮定したモデルであり、内部被ばくは上記理由から、外部
  被ばくと違った考慮をすべきと考えるが???
  その説明をお願いしたい。

7.内部被ばく量調査結果に「預託実効線量値」を使用しているが、上記5の理由から矮小化の
  疑いがある。従い二本松市では内部被ばくの「預託実効線量」は使用せずに、Bq/Kgに
  統一すべき。
チェルノブイリでの測定結果はBq表示が一般的。


8.WBC検査器(
椅子型)での測定結果は一方向(主に背面側)に出てくる放射線を検出して
  いるものであり、全方位的に検出しているものではない(食材の検出機のような)が、その
  補正方法はどのようになっているか?
  又、人体の構造(男女差、体重差)等によって、骨格や内臓の大きさ等の影響で体内での
  減衰量も異なっているはず。
  このWBC内での補正はどのようになっているか?

9.チェルノブイリの視察結果から以下について教えて欲しい。
①何を学んだか?
②保養を含め何をすべきか?何を実施したか?
③国や県に何を依頼すべきか?何を依頼したか?
④市民に何の情報を提示すべきか?何の情報を提供したか?

10.44名の甲状腺がん患者(悪性および悪性の疑い患者)が発症した。(二本松市は4名)
 多発と言わざるを得ないが、
福島医大は放射能との関係を否定している。
 ①この事に関する二本松市としての見解
 ②4名の患者への対応は?
 ③二本松市としての新たな対応は
 ④普通の環境での甲状腺がんの成長期間(数年間)と今回の放射線による甲状腺がんの
  成長過程(期間)が本当に同じとしていいか?
 ②多発である事を認めながら、放射能の影響を否定するなら、多発である他の原因・要因を
  調査するのが科学者であり、医者のはず・・・


11.2か月間のガラスバッジの積算線量値で年間の積算線量値を推定しているが、
   ガラスバッジは体の前面に置く事により、背後からの放射線は幾らか減衰する為、
   体全体での被ばく線量値よりも小さく出る。(ICRPの元委員も認めた事)
   以下について教えていただきたい。
    ①減衰する放射線量の補正はどのようにしているか?
    ②ガラスバッジで示す線量値は小数点2ケタ目は四捨五入か切り捨てか?
    ③ガラスバッジの精度は?
    ④上記①~③の理由で2か月間の積算線量値で年間の積算線量値を推定することで大きな誤差はないか?
     (ある方の線量計から判断すると実際の積算線量の1/2~1/3程度との印象)


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2020年8月1日竹野内追記

私は、今回の最も大きな倫理的問題は、福島の人々に、被ばくによる健康被害がないと強弁してETHOSプログラムを推し進めた早野教授の姿勢だと思っています。早野教授が2014年3月フランスでも参加したETHOSプログラムhttps://fukushimaworkerslist.blogspot.com/2020/06/311irsn.html

 被験者の同意がないままという医学論理に反したというのは問題ですが、それもさることながら、最も大きな問題は、子供や妊婦、赤ん坊を含めた福島県民を汚染地帯にその他のの学者とともに結託して住まわせ続けたETHOSプログラムの推進が、今回の問題の本質だと思うのです!!!

私も早野教授とはツイッター上で議論したことがあります。https://togetter.com/li/634989したこともあります。バンダジェフスキー教授のチェルノブイリではわずか10Bq/kgで心臓の異常が見られたことや、小児では大人の2,3倍も体内セシウム濃度が高まるという点について質問しましたが、ついぞお答えはもらえず。(ついでに早野教授はご自身の論文において割り算のケアレスミスもしていらっしゃいました。。。今回の論文も被ばくの数値を過小評価されているらしい。。。)

教授のホールボディーカウンターの論文についても東大のチームに当時から竹野内真理の公開質問で、質問させてもらっているのでご覧ください。https://koukaishitsumon.blogspot.com/2013/01/blog-post_30.html(お答えはいまだもらえず)

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