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2024年10月3日木曜日

大拡散希望!【緊急声明】 新型コロナウイルス感染症予防接種に導入されるレプリコンワクチンへの懸念 自分と周りの人々のために

大拡散希望!日本看護倫理学会から大変重要な声明が発表されました。

 

【緊急声明】

新型コロナウイルス感染症予防接種に導入されるレプリコンワクチンへの懸念自分と周りの人々のために

 

要約

一般社団法人日本看護倫理学会は、次世代型 mRNA ワクチンとして、世界で唯一日本のみで認可され2024 10 1 日から定期接種開始するとされてい自己増幅型 mRNAワクチン(レプリコンワクチン)の安全性および倫理性に関する懸念を表明します。

 

はじめに

新型コロナウイルス感染症に対する予防手段として遺伝子操作型ワクチンである mRNAワクチンが導入され、多くの国民が接種しました

いままでのワクチンが、ウイルスや細菌など病原体を弱毒化したものやその成分を原として接種しヒトの免疫応答を誘導するのに対し、遺伝子操作型ワクチンは、当該抗原 (スパイクタンパク質)をヒトの細胞内の遺伝機構を用いて作らせる点が大きく異なります。

そして、昨 11 28 日に自己増幅型 mRNA ワクチレプリコンワクチン世界に先駆けて日本で認可され(CSL, 2023; Sheridan, 2024)以来日本は世界で唯一の認可国となっています。認可されたレプリコンワクチンは米国の Arcturus  Therapeutics が開発し、ベトナム大規模治験 I III 相臨床試験(Ho" et al., 2024)て、製造販売を日本の Meiji Seika ファルマが行なうものです。

レプリコンワクチンはれまでの mRNA ワクチン抗原産生機能に加え自分自身を複製する機能があるため少量の接種で長期間スパイクタンパク質を産生しますレプリコンワクチンは 2024 10 1 をめどに定期接種開始す(読売新聞,  2024)とされていますが学会は以下の通り、こワクチン安全性理性に関する懸念を表明します。

1.    レプリコンワクチンが開発国や先行治験国で認可されていないという問題

日本がレプリコンワクチンを認可してから 8 ヶ月が経過していますが、開発国である米国や大規模治験を実施したベトナムをはじめとする世界各国で未だにレプリコンワクチン認可されていないのはなぜでしょうかの状況外で認可が取り消された薬剤を日本で使い続けた結果、多くの健康被害をもたらした薬害事件思い起こさせますCOVID- 19 パンデミックのときのような緊急時を除き、本来、薬剤は安全性が認められるまで世の中に出回ることはありません。海外で未認可であるということは何らかの安全上の懸念があるのではないかと疑わざるを得ません

2.    シェディングの問題

レプリコンワクチンが「自己複製する mRNAであるために、レプリコンワクチン自体接種者から非接種者に感染(シェディング)するのではないかと懸念があります(Seneff & Nigh, 2021)すなわちそれは望まない人にワクチンの成分が取り込まれてしまうとい倫理的問題をはらんでいますこれは医療において最も重要で最も基本的倫理原則危害を与えないとへの重大な侵害といえますプリコンワクチンは染性を持たせないように設計されている(Ricardo-Lax  et  al.,  2021)とのことですが、そのこと臨床研究によって実証されなければなりませんかし現在までに当該レプリコンワクチンにおけるシェディングに関する臨床研究は皆無(岸田, 2024;  厚生労働省, 2024)プリコンワクチンが望まない人にワクチンの成分が取り込まれてしまうという倫理的問はらんでいることに加え10 月からの定期接種が、シェディングの有無を確認するための実証研究になってはいけないと考えます

3.    将来の安全性に関する問題

遺伝子操作型 mRNA ワクチンは体の細胞内の遺伝機構を利用し抗原タンパク質を生み出す技術であることから間の遺伝情報や遺伝機構に及ぼす影響、と後世へ影響についての懸念が強く存在します。mRNA ベースのワクチンはヒトの DNA を変化させないという根強い主張がありますがれを裏付ける研究欠如しており所のはっきりしない仮定である(Domazet-Lošo,  2022)ことがらかになっています。最近研究では、ァイザービオンテック製の mRNA ワクチンの塩基配列がヒトの肝細胞 DNA に逆転写されたと報告されており(Aldén et  al.,  2022)、ヒトの遺伝情報に影響しないという言説は根拠を失いつつありますような問題が解決されていない以上期接種によって広範囲かつ継続的に mRNA ワクチンを使用すること問題があると考えます

 

4.    インフォームドコンセントの問題

従来の mRNA ワクチン指摘されていた重篤な副作用については床試験の段階にお いても(Cardozo & Veazey, 2021)実際に接種が開始されてからも(Slawotsky, 2023)接種者に十分な説明が行われてこなかったことが示されており、インフォームドコンセントを基盤とする医療のあり方揺るがしかねない事態私どもは強い懸念をもっています来の mRNA ワクチンでも指摘されていた心筋炎(Hviid et al., 2024)やアナフィラキシー (Barta et al., 2024)等に加え、上述したシェディングの可能性など、接種の時点で判明している有害事象のリスク、被接種者十分説明、理うことが重要ですうえで被接種者本人自発的承諾するという基本的なインフォームドコンセントのプロセスを経る必要性があると考えます。

 

5.    接種勧奨と同調圧力の問題

従来の mRNA ワクチン接種の事例を鑑みますととたびレプリコンワクチンが定期接種化されれば、医療従事者は率先して接種すべきであるとの世論や医療機関の方針が打ち出されることは想像するに難くありません患者を守るために医療従事者が感染経路とならないようにするという大義名分もと医療従事者自身の主体的な自己決定権が脅かさことがあってはなりませんプリコンワクチン分のみならず非接種者家族や周囲の人々にまで影響を与え可能性がある中で接種しなければならない状況に追い込まれることは絶対にあってはならないことだと考えます

結論

一般社団法人日本看護倫理学会は、レプリコンワクチンの導入関してはさらなる研究と長期的な安全性データの収集が必要であり、十分なインフォームドコンセントの確保と、接種に関する勧奨と同調圧力の排除が求められると考えますれわれは安全かつ倫理的に適切なワクチンの開発と普及を強く支持するものではありますが、そのいずれも担保されていない現段階において拙速にレプリコンワクチンを導入することには深刻な懸念を表します

2024 8 7 一般社団法人日本看護倫理学会

理事長 前田樹海

 

 

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