Mari Takenouchi, a journalist and the blogger of Save Kids Japan & World Known as a Japanese single-mother journalist covered by Reporters Without Borders in 2014 on the criminal accusation case for a tweet. My twitter account is @mariscontact (under control and rarely gets retweeted) To order a new book by Mari Takenouchi and Dr. Bandazhevsky, send me an e-mail at takenouchimari@gmail.com Twitter: @mariscontact 私の主なブログは以下です!!ご覧ください!!! See my blogs below!! ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

2013年7月19日金曜日

27 Thyroid Cancer Kids in Fukushima!!!福島の子供の甲状腺がん27人!地域別内訳とドイツIPPNWの見解


福島の子供の甲状腺がんが27人になっているというニュースは5月末の話。2か月近くたっているのに、この問題を大きく取り上げて、訴えている団体がほとんど皆無です。

It was at the end of May that 27 thyroid cancer kids were found in Fukushima. 
Already, almost two months have been passed, but amazingly almost no anti-nuke organizations are making any appeal on this most important issue!

国内、国外ともです!どうなっているのですか?

Both in Japan and overseas!
Hey, what is actually going on!?

まるでパラレルワールドです。心のある方、どうか福島の子供の甲状腺がんを世界に訴えてください。

It is as if I was having a nightmare!

Please, anybody who has heart, there are already 27 thyroid cancer kids in Fukushima.  Please do disseminate this most important fact!


福島県の健康調査センターに電話し、以下の11ページの③の表を見やすい場所において(今はPDFを二度開かないと見れないようになっているpref.fukushima.jp/imu/kenkoukanr )英訳も付けてくださいとお願いしましたが、やってくれていないようなので、以下に自分でまとめたものを掲載します。

Some time ago, I made a phone call to Fukushima prefecture health examination section to place this most important data to more visible place (currently, unless one opens up 2 PDFs, we cannot see this table) and make the English translation, but they haven't done that yet, so here you can see them.


平成23年度及び平成24年度県内実施対象市町村別二次検査結果

Fukushima Thyroid Examination Results in 2011 and 2012

 

(平成25527日現在 As of May 27, 2013

 

平成23年度 県内実施対象市町村 Results by Municipalities in 2011



 

一次検査実施人数

No. of 1st exam

implementation

二次検査対象人数

Subject to 2nd exam

二次検査実施人数

Actual No. of 2nd exam implementation

二次検査率

Rate of 2nd exam implementation

悪性、悪性疑い

Cancer/

Suspected

cases

悪性、悪性疑い一次検査実施率

Rate of cancer and suspected cases

川俣町Kawamata

2229



0.4


0.09

浪江町Namie

3161

24

20

0.8


0.03

飯館村Iidate

937



0.6


0.00

南相馬市MInamisoma

10436

50

44

0.5


0.02

伊達市Date

10599

50

44

0.5


0.02

田村市Tamura

6358

33

23

0.5


0.03

広野町Hirono

734



0.4


0.00

楢葉町Naraha

1038



0.4


0.00

富岡町Tomioka

2072



0.4


0.05

川内村Kawauchi

262



1.5


0.38

大熊町Okuma

1844

10


0.5


0.00

双葉町Futaba

881



0.3


0.00

葛尾村Katsurao

179



0.6


0.00

その他Others

34






合計

40764

205

166

0.5

11

0.03

*1 一次検査実施者は、県内および県外検査の受診者を合計した人数

1. The first exam was the total number of residents who reside in and outside of Fukushima after the accident.

*2 細胞診結果において悪性疑いで手術後良性であった1例は含めない

2. One case where the malignancy was suspected after the cytodiagnosis and was found out its benignant after the surgery was excluded from No. of cancer/suspected cases.

*3 その他は、国が指定した警戒区域等避難区域市町村以外で、学校等において甲状腺検査を受けた人数

3. Ohters are those from outside of Exclusion zone and who conducted the examination at schools etc.


 

平成24年度 県内実施対象市町村 Results by Municipalities in 2012



 

一次検査実施人数

No. of 1st exam

implementation

二次検査対象人数

Subject to 2nd exam

二次検査実施人数

Actual No. of 2nd exam implementation

二次検査率

Rate of 2nd exam implementation

悪性、悪性疑い

Cancer/

Suspected

cases

悪性、悪性疑い一次検査実施率

Rate of cancer and suspected cases

福島市Fukushima

46367

263

228

0.6


0.02

二本松市Nihonmatsu

8619

51

20

0.6



本宮市Motomiya

5135

27


0.5



大玉村Ootama

1354



0.5



郡山市Kooriyama

50805

442


0.9



桑折町Kuwaori

1788

12


0.7



国見町Kunimi

1364

15


1.1



天栄村Tenei

850




0.7


白河市Shirakawa

10942

61


0.6



西郷村Nishigo

3585

28


0.8



泉崎村Izumizaki

1145



0.4



三春町Miharu

2440

15


0.6



いわき市Iwaki

341



0.9



合計Total

134735

935

255

0.7

16


 

 

 

 

 

 

 

*1 一次検査実施者は、県内および県外検査の受診者を合計した人数

1. The first exam was the total number of residents who reside in and outside of Fukushima after the accident.

*2 福島市以外は、まだ検査開始早々で受診率が低いため表記していない。

2. Except Fukushima, cancer rates are blank due to low rate of 2nd exam implementation.

*3 早期に診察が必要と判断した方については優先的に二次検査を実施

3. For those who show early diagnoses are needed at the 1st exam, the 2nd exam is implemented with priority.



6月に公表されました福島県健康管理調査の中間報告書によりますと、18歳未満の子供達を対象に実施された集団検診で、12人が甲状腺ガンに罹患していることが確認されました。
この事に関して、IPPNW理事会メンバーのアレックス・ローゼン博士が小児科医としての見解を述べていらっしゃいます。ローゼン博士の見解は一貫してデータ/科学的論拠に基づいていますが、特に印象深いことは、彼がエンパシーを持って、甲状腺全摘出手術を受けなければならない子供達のこと、その家族が直面していかなければならない厳しい現実について言及されていることです。最後に、ローゼン博士は結論として、子供達を放射線から防護することは社会全体の責務であり、日本当局はこの責務に真剣に立ち向かっていかねばならないと訴えています。
なお、このスタディーを翻訳することに、ローゼン先生から快諾を得ることが出来ましたことをお伝えしておきます。

原文はIPPNWドイツ支部のサイトに掲載されています。そのリンクです。:
http://www.fukushima-disaster.de/deutsche-information/super-gau/artikel/770c8793636020d2b339ac0721b8e99b/-fdf7bdedf6.html
福島の集団スクリーニングで12人に甲状腺ガンを発見
著者: アレックス・ローゼン(Alex Rosen) 医学博士-IPPNW理事会メンバー
(日本語訳:グローガー理恵)

2013年7月6日
6月、福島県は福島健康管理調査(Fukushima Health Management Survey)の新しい中間報告書を公表した。簡潔に要約すると、これは今までの中で最も重要な調査結果となっている。: 調査結果は、検診対象者である計175,499人の18歳未満の子供達の内76,230人(43.4%)に、疑わしい甲状腺の異常‐すなわち結節や嚢胞‐が検出されたことを示した。

 直径5mmを超す結節もしくは直径2cmを超す嚢胞のあった子供達1,140人(0.6%)が、二次検査へ出頭された。福島医科大学病院において、これらの子供達を対象にした更なる超音波検査、血液検査、尿検査が行われ、必要と判断された場合には細針生検がなされた。

2013年の5月末までに、これらの1,140人の子供達の内、二次検査を終了したのはただの421人だけで、その内の145人に細針生検が実施された。

細針生検を受けた145人の子供達の内、28人にガンの疑いのある細胞が発見された。これまでに、その28人の中から、13人の子供達が甲状腺摘出手術を受けている。 その内12人に甲状腺乳頭ガンが確認され、1人は良性腫瘍であると判断された。生検(生体組織検査)でガンの疑いがあると診断された残りの15人の子供達は、今までのところ、未だ甲状腺摘出術を受けていないので、彼等が実際に甲状腺ガンに罹患しているかどうか確実に言うことはできない。

全部で、719人の子供達が未だ二次検査を済ませていない。ここで特に憂慮すべきことは、郡山における状況である。: 郡山では、最初の一次検査で疑わしい甲状腺異常が検出された442人の子供達が二次検査へ出頭となった。しかしながら、今迄のところ、これら442人の子供達の内、ただの5人だけが二次検査を終了したのみである。そして、これら5人の内2人が悪性の甲状腺ガンに罹患していることが確定された。この事は、郡山の(未だ二次検査を終了していない)残りの437人の子供達が検査を受けたら、更に何件の甲状腺ガン罹患の診断が下されるのであろうかとの疑問を呈示してくる。

また、ここで忘れてはならないことがある。: それは、福島県にある他の34の市町村からの158,783人の子供達が未だに最初の一次検査を受けていないこと、そして今後数週間において初めて、これらの子供達を対象にした一次検査が実施されることになっていることである。

上に記述したように、 福島県における甲状腺検査は未だ完了していない。したがって、我々は現在のところ未だ、子供や青少年における実際の甲状腺ガン罹患数の全体像を持ち合わせていない。既に存在している数字だけを基に判断すると、これまでに、100,000人の子供/青少年の内15.4件に癌の疑いがあるとの生体組織検査の結果が確認され、100,000人の内6.8件に甲状腺ガンの診断が既に下されたことになる。現在の時点では、このような予期しなかった高い甲状腺ガンの罹患数がフクシマ最大想定事故に起因しているのかどうかは、未だ確実には言い切れない。
-日本の国立がん研究センターによれば、2000年から2007年における子供と青少年の甲状腺ガンの発生率は、100,000人当たり0.35件(男:100,000人当たり0.21件、女の子供および青少年: 100,000人当たり0.49件)であった。1)

-米国もしくは英国のような他の国々でも、似たような甲状腺ガン発生率のデータが出されている。: ここでは研究調査が、100,000人当たり0.02件から0.03件の発生率を示している。2)

これら発生率のデータは、年間に一般住民において新たに発生した罹病数を記述している。したがって、これらのデータと、多数の症状のない子供や青少年を対象に超音波検査し、先ず何年か後になってから初めて、臨床症状を引き起こしたであろうとされるガンが発見される可能性もある福島県健康管理調査の集団スクリーニングの結果とを、直接に比較することはできない。

集団スクリーニングによって発見された罹患の率が、一般住民における(病気の)症状を通して普通は明らかになる罹患の率よりも高いとき、これを所謂「スクリーニング効果(Screeningeffekt)」と呼ぶ。日本の科学者達はこれまでのところ、フクシマにおける予期できなかった高い甲状腺ガン罹患率は、この「スクリーニング効果」のせいであるとしている。この(日本の科学者達の)仮説が確証されるのか、若しくは、チェルノブイリ最大想定事故後のように、多年にわたって、継続的に甲状腺ガン罹病率が増えていくのか、後年になれば明らかになっていくことだろう。

チェルノブイリの場合は、最大想定事故から凡そ4年経ってから、甲状腺ガン罹患率の著しい増加があったことが明らかになっている。フクシマ原子力災害の後、そのような短い期間で既に、甲状腺ガンが発見できたという事実は、もしかすると、日本にはもっと優れた診断装置が備わっているからであると説明できるのかもしれない。チェルノブイリによって放射能汚染された、当時はソビエト連邦であった地帯(複数)には、高解像度の超音波診断装置を使った集団スクリーンは存在しなかった。したがって、チェルノブイリ事故の後も、もっとずっと早い時期に最初の甲状腺ガンが発生していたのだが、単にそれが診断されることがなかったという可能性も確かにある。

全体的に、チェルノブイリ原子力災害によって引き起こされた影響/結果と、フクシマ原子力災害によって引き起こされた影響/結果を比較することには問題がある。何故なら、両災害のシナリオが重要なパラメーターにおいて異なっているからである。例えば、日本の子供達の食事は多量の魚類や海藻類を含んでいるため、明らかにチェルノブイリ周辺住民の食事よりもヨー素成分に富んでいる。また、フクシマ・メルトダウンによって放出されたヨー素131の量はチェルノブイリからの放出量よりも少なく、放射能塵の大部分は日本の陸地には降下せず、太平洋へと降下したが、放射能塵は海洋食物連鎖を汚染していった。同時に、再三繰り返して指摘せねばならないことは、日本当局が被災した子供達に対して防護ヨー素剤を投与することを拒んだことである。

したがって、フクシマの子供達が受けた放射性ヨー素の被曝線量を適切に推定することは非常に難しい。一方、2011年5月に文部科学省は、福島県にある数多くの幼稚園/保育園や学校の校庭・遊び場の塵埃のなかに、著しく高まった数値のヨー素131を検出した。3) また、果物、野菜、水道水、魚にも、明らかに高まった数値の放射性アイソトープが検出された。- 部分的には最初の爆発(複数)から3ヶ月経ってからも検出されている。4)

そのため、福島県の子供達は長い期間に亘り、まき散らされ舞い上がった放射性塵や放射能汚染された食物を通して、高まったヨー素‐131の被曝線量に曝され、その結果、甲状腺ガンを発病するリスクが高まったと推定することができる。更に、福島県外に住む子供達も同様に放射性ヨー素に接触することになったのであるから、集団検診を福島県だけに限定することは、不適切であり不十分であるということも考慮されなければならない。 また、チェルノブイリ最大想定事故を通しても同様に、放射性降下物で汚染された地方において、かなりの数の甲状腺ガンが発生している。

ここで、心に留めておかなければならないことは、甲状腺ガンに罹った子供達が受ける摘出手術とは、甲状腺が全摘出されなければならない複雑な手術であり、かなりの危険性を伴ったものであると謂うことである。更に、摘出手術を受けた子供達は、定期的に血液検査を受ける方法によって正確に調整された甲状腺ホルモン剤を一生、服用していかなければならない。また、そればかりではなく、甲状腺ガンが再発するケースは稀でないため、アフターケア検診を定期的に受けなければならなくなる。それ故に、甲状腺ガンは、良い治療選択があるにもかかわらず、甲状腺ガンを患った子供達を持つ家庭にとっては、決して容易なことではない。

放射線防護すること、とりわけ放射線感受性が大人よりも遥かに高い子供達を放射線から守ることは、社会全体の責務であり、日本当局はこの責務に敢然と立ち向かっていかねばならない。
以上

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1) ソース: 国立がん研究センター、がん情報サービス-Center for Cancer Control and Information Services, National Cancer Center, Japan. Katanoda et al. “An updated report of the trends in cancer incidence and mortality in Japan.” Japanese Journal of Clinical Oncology, 2013; 43: 492-507; http://ganjoho.jp/pro/statistics/en/table_download.html
2) ソース:Vaisman et al. “Thyroid Carcinoma in Children and Adolescents―Systematic Review of the Literature”. Journal of Thyroid Research, Volume 2011; Wiersinga et al. “Thyroid cancer in children and adolescents–consequences in later life.” J Pediatr Endocrinol Metab. 2001;14 Suppl 5:1289-96; discussion 1297-8; Harach et al. “Childhood thyroid cancer in England and Wales.” Br J Cancer. 1995 Sep;72(3):777-83; „Thyroid cancer incidence statistics.“ Cancer Research UK, www.cancerresearchuk.org/cancer-info/cancerstats/types/thyroid/incidence/uk-thyroid-cancer-incidence-statistics#age)
3) ソース:文部科学省-MEXT, “Calculation Results and Basis regarding Internal Exposure – Studied in Summarizing the “Tentative Approach”, May 12th, 2011; http://eq.wide.ad.jp/files_en/110512release1_en.pdf
4)  ソース:WHO, „Preliminary dose estimation from the nuclear accident after the 2011 Great East Japan Earthquake and Tsunami“. May 23rd, 2012, Table A8.2, p. 106; http://whqlibdoc.who.int/publications/2012/9789241503662_eng.pdf
 

2013年7月3日水曜日

2002年に書いた沸騰水型原子炉の弱点(米国NRC資料含む)

炉心シュラウドひび割れによる事故のシナリオ(転送歓迎)
 
竹野内真理
 
転送してください。政治家、マスコミ、官僚、産業、市民、団体など、どこでもお願いします。(02/09/07)
憂慮する科学者同盟の原子力専門家であるデビッド・ロックバーン氏と連絡を取り、炉心シュラウドのひび割れに付いて聞いたところ、以下のようなかなり怖い危険性について教えてくれました。
JCOの事故では1mgのウラン235が燃えて、600人以上が被曝し、住民の中からも、嘔吐や慢性下痢、発疹などの症状が出ており(毎日のトップ記事として8月終わりに出ましたが、現在被害者が係争中)、また血液検査でもDNAの損傷が6人から出たということです。なんと茨城県が異常のあった人の検査結果を隠していたそうです-中日新聞より)

平均的な沸騰水型の原子炉の中にはいっているウラン235の量は4トンです。
ロックバーン氏に電話して聞いたら、最悪の場合は、メルトダウン、もしくは水蒸気爆発(チェルノビブイリではこれが2度起こって建屋が吹き飛び、大量の放射能が撒き散らされた)またはその両方が起こる可能性があるそうです。
何年も放置して運転していたなんて、まったく殺人以上の行為であり、1度の大事故も許せないことを考えれば、日本にある沸騰水型原子炉を全て今停止すべきだと思います。


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以下日本文

(シュラウドの)ひび割れと捏造報告に関しては、あいまいなレポートしか見ていないので、日本の状況に関してコメントはできない。ただし、アメリカにおける炉心シュラウド問題の基本的な説明は可能である。

まず、炉心シュラウドとは、沸騰水型圧力容器の中にある金属の円筒状のものである。複数の曲面を持つ炭素入り鉄鋼プレートから出来ており、溶接によってそれらが積み重なっている。 例えば、ニューヨークにあるナインマイルポイント原発では、7つの円筒状プレートが上に積み重なり溶接によって一体化している。それぞれの円筒状プレートは、2つまたは3つのプレートが溶接でくっついたものからなる。
核燃料は、炉心シュラウドの内側にある。原子炉容器に入る水は、炉心シュラウドの外側と原子炉容器の内側の隙間を流れる。シュラウドは、この水を下方に向かわせ、炉心下部のドーム状になったところをカーブにそって流れるのである。それからこの水は原子炉容器内を通り、炉心シュラウドの中心を通って上部へ流れる。炉心シュラウドは圧力を保持するものではない。原子炉容器がその機能を果たす。
1992年、ノースキャロライナにあるブルンズウィック原子力発電所では、炉心シュラウドの水平方向溶接の中にひび割れが発見された。この水平溶接は、リング状のものを積み重ねて付けるものである。その後、他の原発でも水平溶接のひび割れが見つかった。帯状ロッドを取りつけるため、「冶具」がつけられることになった。接続部品が最上部のリングと最下部のリングにつけられることになった。それから帯状ロッドが「冶具」に据え付けられ、固定された。この「冶具」が水平リングが完全に分離しても、リング同士を押し付ける働きをするように出来ている。
1997年、ニューヨークにあるナインマイルポイント原発は、垂直方向のひび割れを報告した。垂直方向の溶接は、リングプレートをくっつけるものである。ナインポイント原発では水平溶接のひび割れ対策として、帯状ロッド「冶具」を設置していた。2番目の「冶具」は、垂直溶接の上にプレートをボルトで固定するものである。
2番目の冶具も、溶接が完全に分離してしまった時でもプレート同士をつけるものである。
炉心シュラウドのひび割れに関しての安全面で憂慮する点はふたつある。まず、メタルリングが定位置からずれた時、そして炉心(1番少ない隙間で2インチ-約5センチである)方向にずれた場合、核燃料に影響を及ぼす可能性がある。 及ぼす力にもよるが、いくつかの燃料集合体の間を通る水の流れが遮断され、1本または複数の制御棒が挿入できなくなってしまう可能性もある。かなり具合の悪い事態である。
2番目に憂慮すべき点は、炉心に影響がなかった場合でも、事故が起きた後に炉心が水を保持する性能が失われてしまう恐れがある。炉心は圧力を保持はしないが、原子炉の炉心の周りの水を保持する役目がある。原子炉容器につながっている配管が破断した時、炉心シュラウドの外側の水がまず初めにもれ、それからシュラウドの中の水が最後に漏れる。原子炉の炉心からの水漏れでは、この数秒の差の間で緊急冷却装置が始動し、核燃料がオーバーヒートにより損傷する前に水を供給する時間が取れるのである。もしもひび割れのある炉心シュラウドにおいて、内側の水も外側の水と同じ速さで漏れ出てしまったら、緊急冷却装置が機能する前に、核燃料に損傷が起きる可能性がある。

以下オリジナル英文
I've only seen vague reports about the nature of the cracks and falsified records, so I cannot comment on the situation in Japan. I can provide some background on the core shroud problem in the US.
First, the core shroud is a metal cylinder that sits inside the reactor vessel of a boiling water reactor. It is made of carbon steel plates that are curved and then welded together. For example, the core shroud at the Nine Mile Point reactor in New York features seven rings stacked on top of each other and welded together. Each ring consists of two or three metal plates welded together. The nuclear fuel is placed inside the core shroud. Water enters the reactor vessel in the gap between the outside of the core shroud and the inside of the reactor vessel. The shroud forces this water downward where the domed lower portion of the reactor vessel turns it around. The water then flows upward through the center of the core shroud through the reactor vessel.
The core shroud is not a pressure retaining component. The reactor vessel serves that function. The main purpose of the core shroud is to direct water flow through the reactor vessel.
In 1992, the Brunswick nuclear plant in North Carolina discovered cracks in the horizontal welds of its core shroud. The horizontal welds hold the rings together as they are stacked on top of each other. Other nuclear plants later found horizontal weld cracks. The "fix" was to install tie rods. Connectors were intalled on the uppermost ring and the lowest ring. Metal rods were then fastened to the connectors and tightened. This "fix" sought to press the rings together so they would remain stacked properly even if the horizontal rings totally failed.
In 1997, the Nine Mile Point nuclear plant in New York reported cracks in the vertical welds. The vertical welds hold the plates of the rings together. Nine Mile Point had already installed the tie rod "fix" for the cracked horizontal welds. The second "fix" was to bolt plates over the vertical welds. Again, the purpose of the second "fix" was to hold the plates in place even if the welds totallly failed.
The safety concerns associated with the cracked core shrouds are two-fold. First, if one of the metal rings shifted out of place, its movement towards the reactor core (which has a minimum clearance of about two'
inches) could cause it to impact the nuclear fuel. Depending on the force of the impact, fuel could be damaged, cooling water flow through some fuel assemblies could be blocked, and insertion of one or more control rods could be prevented - all bad things. The second concern is that if the core shroud does not remain intact, its ability to hold water after an accident could be lost. While the core shroud is not pressure retaining, it does serve to hold water over the reactor core. When a pipe connected to the reactor vessel breaks, the water outside the core shroud drains first and the water inside the shroud drains last. Those few seconds of delay in draining the reactor core allow emergency system time to start and replenish the water before fuel is damaged by overheating. If the cracked core shroud allows water to drain inside as fast as outside, fuel could be damaged before the emergency systems do their thing.

94年という年は、アメリカの原子力規制委員会より以下の文書が、アメリカの沸騰水型原子炉事業者全てに送られた時期でもあります。(ホームページに載っているのを浜岡裁判用に私が訳したものです)
シュラウド検査の日程を30日以内に提出せよと命じており、切羽詰った感じを受けます。そして以下の一文もあるのです。
「最も憂慮される事故のシナリオは、主蒸気管の破断、再循環系の破断、そして地震である。」
竹野内真理
*******************************************************************************************
米国原子力規制委員会
アメリカ合衆国
原子力規制委員会(NRC)
原子炉規制局
WASHINGTON, D.C. 20555
1994年7月25日
NRC一般書簡94-03:沸騰水型原子炉の炉心シュラウドにおける粒界型応力腐食割れ(IGSCC)について


受信者
炉心シュラウドが存在しないBig Rock Point原発を除く、沸騰水型原子炉の運転許可者又は建設許可を有しているすべての者

目的
本一般書簡はすべての受信者に以下のことを行うよう要請する: (1)所有するBWRの炉心シュラウドを、次に予定されている燃料交換以前に検査を実施し、適切な評価および(もしくは)検査の結果に準じた補修を行うこと、かつ (2) 検査が行われるまで、施設の運転継続をサポートしつつ、安全分析を行うこと。

背景
BWRの内部構成物における粒界型応力腐食割れ(IGSCC)は、NRCの人員と産業界の双方にとって、憂慮すべき技術的問題と指摘されてきた。 炉心シュラウドはIGSCCに弱い内部構成物のリストに入っている。1993年、いくつかのプラントで円周帯状の溶接部におけるひび割れが発見されたため、1993年9月30日付けのNRC情報通達書(IN)93-79号が発行された。許可を保有している数社が1994年春の定期発電停止時に炉心シュラウドを検査し、円周状の溶接部に広範なひび割れを発見した。.この検査結果は、NRCと産業がこの問題の重大性を再評価する点となっている。
以前には見つからなかった炉心下方部での広範な360度におよぶひび割れ(添付図のH5参照)が見つかったという点で、Dresden3号炉とQuad Cities1号炉(参照文献1,2)で行われた検査と分析は特に注目すべきものであった。Dresden3号炉とQuad Cities1号炉で見つかった炉心下部の割れについて、NRCは、1994年6月7日にIN94-42を、1994年7月19日にはIN94-42への補足書1を発行した。NRCでは、炉心の他にも、BWRの全体的な内部構造物のひび割れを憂慮しており、許可保有者達にBWR保有者グループ(BWROG)と密接に協力しながら、内部構造物のひび割れに関する検査、評価、修理の選択に関して調整することを推奨している。

考察
最近の検査に関する評価
1994年4月5日の書簡(参考資料3)によれば、BWROGは、NRC  BWRの炉心シュラウドの評価一般ガイダンスに提出した。 このガイダンスには、当時まで行われたプラントの試験結果に基づいた検査方針が含まれていた。この検査方法は、粒界型応力腐食割れに対する脆弱性ランキングに基づいており、上部のシュラウド溶接の集中的な試験を含んでいる(H2,H3参照)目視検査強化(VT-1)もしくはシュラウド上部溶接の部分の超音波(UT)法などが、初期試験として勧められた。しかしながら、Dresden3号炉とQuad Cities1号炉における最近の検査を照らして見ると、BWROGは検査ガイダンスの適用性を再検討しているのである。シュラウドの円周上360度の割れは、Dresden3号炉とQuad Cities1号炉に双方におけるH5溶接個所に見られた。この位置での広範囲な割れは、それ以前には観察されておらず、BWROGのガイダンスによれば予想されないことだった。BWRのプラント全てが炉心シュラウドの検査を行っておらず、炉心シュラウドのひび割れ現象は、稼動時間とプラント特有の条件によるものであるので、潜在的にすでに見つかったものよりも条件の悪い炉が他のプラントに存在しないここと確認し、かつ適切な是正措置がなされることを確保するために追加検査が必要である。

炉心シュラウドひび割れに影響する重大なパラメータ
 BWROGは、炉心シュラウドが粒界型応力腐食割れに対する脆弱性に関わる知られている重大なパラメータについて、既に以前議論している(参考資料3)。これらのパラメータは、材質を含みこそすれ、材質に限られるとも言えず、製造および残留応力、そしてフルエンスを含む。これらの広範囲な分類の範囲の中においては、一般的な根拠としては難しい粒界型応力腐食割れの脆弱性の予想を正確に行うための十分な変数が存在するのである。 NRCはこれらの分類の有用性を認識してはいるが、ひび割れへの脆弱性、またはそこからくる欠落は、プラント毎にデモンストレーションする必要がある。
内部から壁まで達するひび割れの重大性
 NRCは炉心シュラウドの内部から壁にいたる割れの安全性の重大性を評価した。そして現在までに見つかった割れで(円周360度の範囲まで含むもので)最も重大なものについては、連邦規制[10 CFR 50,55a(g)]のタイトル10におけるセクション50,55aに準拠するASMEのボイラーおよび圧力容器のコードで要求されている構造的な限界が維持されているので、仮想事故にあっても、シュラウドは完全さを保つだろうと保証している。ASMEコードのセクションXI、準章IWB-2500、分類B-N-1とB-N-2は、シュラウドを含む原子炉内部および炉心サポート構造物に関する試験と合格条件を明記している。パラグラフIWB-3520は炉心サポート構造物に一体化している溶接部分と原子炉内部付属品の合格条件として参照されている。
 1994年7月13日の書簡(参考文献4)では、重大なシュラウド割れというBWRの安全性に対する影響について、BWROGは以前のNRCスタッフからの質問への回答を提出した。この回答で、BWROGは、シュラウドの検査を行ったプラントで見られたひび割れについての評価、GL94-03を供した。最も広範なひび割れがあったプラントは、8年以上稼動しており、初期稼動の5サイクル分以上は冷却水の伝導性が通常から高値の間であった。 BWROGの評価では、最もひび割れが起き易いプラントの構造上の限界は、現在の伝導性のレベルから言うと、少なくとも後一回の運転サイクルには、耐えられるとしていた。しかしながらBWROGは、安全性のASMEコードのファクターにそぐわないようなひび割れが進展することの可能性は低いとしながらも、この想定に不確実な部分があり、そのような事態が起こる可能性を全く否定することは出来ないとしている。この総括書簡の目的の一部は、個々のBWRプラントにおけるそのような可能性を確認することと、適格な是正措置をとることにある。
360度におよぶ壁を貫通するひび割れをともなった事故想定における安全性の重要度
 今日まで見られたものよりもひどいひび割れの起きる可能性の重大性を評価するため、NRCはASMEコード安全限界が明確に守られていないシュラウドにおける円周360度におけるシュラウドの分断という仮定における安全影響を評価した。この評価によれば、NRCは、通常の運転状態で場所によっては、炉心シュラウドにおける360度にわたる貫通した割れは見つからないこともあるという可能性があると断言した。シュラウドの上部では、炉心中の圧力の違いによる離れているシュラウドが引き上げられるのが、少ししかシュラウド上部組立て部分により抵抗を受けない。そういうわけで、分断によってできたギャップをバイパスして通る流れは、稼動中に運転員が観察できるような、出力と流量の不釣合いの原因となるのに十分である。シュラウドの下部が分断された場合、より大きな部位を占める上部のシュラウド組立て部の荷重がかかり、バイパスの流量が探知できないくらいに、シュラウド上部が引き上げられるのを押さえてしまう可能性がある。
 最も憂慮される事故のシナリオは、主蒸気管の破断、再循環系の破断、そして地震である。シュラウド上部溶接(添付図におけるH2,H3参照)における割れに関して主に憂慮される点は、主蒸気管の破断である。というのも、押し上げる力がトップのガイド部分を引き上げるくらいになる可能性があり、場合によっては燃料集合体の横方向のサポート部や制御棒の作動に影響を及ぼすと思われるからだ。炉心シュラウド下部における割れに関して最も憂慮される点は、再循環系の破断の想定である。というのも、下部溶接部(添付してある数値のH4,H5を参照)にとって、円周上のひび割れによる負荷が十分大きければ、シュラウドで横方向にずれもしくはチッピングを引き起こし、制御防挿入能力に影響を及ぼしたり、シュラウドや配管破断を抜ける漏れの原因となる割れ開口部の拡大につながる恐れがある。もしこの漏れが大きければ、冷却を適切に保つ能力や、待機液体制御システム(SLCS)を備えた原子炉の停止能力に影響を及ぼすこともありえる。
NRCは、Dresden3号炉とQuad Cities1号炉におけるシュラウド下部における分断(参考文献4)に関し、確率的安全性の見方というものを開発した。この評価では、シュラウドの割れによってよく生じる、炉心損傷へいたるのに可能な原因を予想している。深刻なシュラウドひび割れがあったと仮定した場合、シュラウドを動かすには、十分大きな負荷を生じさせるために、主蒸気又は再循環系における大規模破断が必要となる。リスク確率評価では、そのような破断は低い確率であると分類しており、稼動中の原発で実際にそのようなことは1度も起きていない。そういうわけで、リスクの増加を引き起こすには、めったに起こらない配管の大破断を伴う360度にわたるほぼ貫通した割れというものが必要になってくる。さらに、シュラウド上部溶接部では、通常運転中に貫通するような劣化は(出力と流量の不均衡やノイズのモニタリングなどで)見て取れるはずである。最後に、これらのイベントが起きている間、シュラウドは最悪の事態には到らない可能性もあり、炉心冷却や原子炉停止が、深刻な事態にならずに達成できる可能性もあるのである。
上記の評価を考えるに、NRCはシュラウドの割れから来るリスクに関して保守的な評価を行っており、この当時はそれが高い度合いのリスクには到らないと結論している。検査のために緊急に原子炉を停止することを命じられていないが、炉心シュラウドの劣化はさらなる評価を当然必要とする重要な安全に関係する考察の対象だ。炉心シュラウドは炉心からの冷却水の流れを適性に方向付けるという重要な機能をし、炉心の幾何学的配列を維持し、仮想事故の場合にも再充填可能な(冷却水の)量を提供するのである。そこでNRCの人員は、長期的に見たら、シュラウドの360度におよぶ割れが、以下の点で考慮されるとしている。
(1) 割れの深さが一定以上あり、運転サイクルの継続中に割れが拡大したら、ASMEコードの構造限界を超えている可能性がある場合
(2) プラントの安全性のため、多重防護を取り除いている場合
よって、構造的健全性の要求項目である10 CFR 50.55aへの適合を確認し、炉心シュラウドの割れに関連するリスクが低いことを確認するため、NRCはBWRの許可所有者が、BWRの施設において、適切な方法で、適切な時期に検査および(もしくは)修理を行うことが望まれると結論したのである。
NRCは、継続運転時の炉心シュラウドのひび割れに関しての合否の評価能力に関わらず、運転中の応力腐食割れに弱い材質の炉心シュラウドを持つBWRの多くが、長期的なシュラウドの構造的な健全性を確保するため、ひび割れを防ぐよう修理や新たな修正が必要としていると考えている。
運転許可所有者が取るべき必要措置
全ての運転許可所有者は以下の事を行わねばならない
1. 次回の燃料交換前に、BWRプラントにおける炉心シュラウドを検査すること。
2.:検査が行われるまで、施設の継続運転をサポートする安全分析を行うこと。安全分析は、以下の点を必ず入れること(ただし、これのみで良いとは限らない)。
a.:ひび割れの発生確率やひび割れの拡大の速さに影響するような条件の詳細(例:材質タイプと形状、水科学、フルエンス、炭素含有率、溶接材質と溶接方法)
b.:次の事項を必ず含む(ただし全部とは限らない)ひび割れの量の不確かさを説明するような各プラント毎の評価
(1) 設計による事象(主蒸気配管破断、再循環系の破断)によって引き起こされる構造的負荷に対するシュラウドの反応評価。左右均一でない負荷がシュラウドの反応に影響する場合は、これも考慮すること。
(2) 構造的負荷へのシュラウドの反応を考慮に入れた性能のプラント安全性維持能力の評価(例:制御防挿入、ECCS注入)
3. 次の事項を明記した検査計画をつくること: (a) 全シュラウド溶接(圧力容器とつながるサポート部からシュラウド上部まで)および(もしくは)対象外とした溶接には正当な理由を添えること(b)可能な限り最良の技術と産業界での検査経験を用いた適格な配慮をした試験方法(VT-1強化目視検査、最適化された超音波技術)。ASMEコード・セクションXIで特定された炉心サポート構造検査の標準的方法は、炉心シュラウドにおける粒界型応力腐食割れの一貫した探査方法として不適格であることが示されている。
4. 炉心シュラウドの評価および(もしくは)修理の計画をつくること。
5. BWRで粒界型応力腐食割れに脆弱な全ての内部構造物に関し、BWROGと連動した検査、評価、そして修理の選択をするように密に共同作業すること。
報告の義務:
1954年原子力法の中の修正されたセクション182aおよび10 CFR 50.54(f)に準じ、Big Rock Point原発以外のBWRの運転許可所有者は、この一般書簡に対し、以下の事項を書面にて必ず回答すること。
1. 書簡の日付より30日以内に以下を報告すること
(a) 炉心シュラウド検査のスケジュール
(b) 検査が行われるまで施設の継続運転をサポートするため、適宜個々のプラントに応じた安全評価を含む安全分析
(c) 炉心シュラウドの幾何学的形状の詳細を含んだ設計図または炉心シュラウド構造設計図 (炉心下部サポート・プレートおよびトップ・ガイドの支持構造、溶接部位および溶接形状)
(d) 該当するプラントでのシュラウド検査の履歴を、日付、適用範囲、方法、結果を明記の上提出すること。
2. 炉心シュラウドの検査を行う3ヶ月以上前に(検査をこの書簡を受信して3ヶ月以内に行う予定であれば、運転許可所有者は、管轄のNRCプロジェクトマネジャーがいかの情報提供するスケジュールを立てるため、NRCマネジャーに連絡を取ること)、
以下を報告する:
(a) 上記必要措置の3にある検査計画
(b) 検査結果に基づいた炉心シュラウドの評価および(もしくは)修理計画
3. 検査が終了した30日以内に、検査結果を提出すること
受信者は、30日以内に行う回答で、上記要請事項が施行可能かどうかを示さなければならない。受信者が要請された措置を取らない選択をした場合、代替行為の申請、あれば代替行為を完了するスケジュール、予定されている代替行為の是非を決定する安全性の根拠を書面にて提出しなければならない。
NRCは既にいくつかのプラントでは検査および(もしくは)修理を終わらせたところもあることを認識している。しかしながら、検査の適用範囲や採用される方法の詳細は、今日まで蓄積された経験を適切に反映されるもの出なくてはならず、Big Rock Point原発を除く全てのBWRに本要請が適用される。
NRCはまた、BWROGが現在修正された検査と欠陥評価の文書を作成中であることを認識している。運転許可所有者からの回答には、この問題に関してBWROGが作成中のガイダンスに従う予定であるかどうかも示唆しなければならない。回答として、書面に参考資料をつけたり、BWROGによって作成されたその他の関連一般情報も受け取り可であり、NRCに公式に提出される限り推奨される。ただし、前述したように、継続運転を正当化するには、プラント毎の追加情報が必要である。
以上の要請事項報告書を米国原子力規制委員会に送付すること。
送付先: Document Control Desk, Washington, D.C. 205551954年原子力法で修正されたセクション182aの条項に基づき宣誓したものを、コピーを該当する登録局へ提出すること。

2013年6月19日水曜日

組織や有名な学者はあてにならない!良心を持つ個人が行動を!福島事故後の健康被害を対外的に発信しないと手遅れになる!

はっきり言います。日本人は、もっとすでに起こっている健康被害を対外的に発信しないと、手遅れになります。(すでに手遅れだが、さらに手遅れになり、子供たちの寿命がさらに縮んでしまう)

国連人権理事会のグローバー報告はすばらしいですが、もっとも大事な健康被害については、甲状腺がん増加についてさえも触れていません。私も何度か秘書の方に「実際にすでに起きている健康被害」についてメールを差し上げたのですが。。。健康被害の訴えは、良心のある日本人がやるしかありません。

そして1mSv避難の問題ですが、今内部被曝でだいたいこれ以下であると東大の研究者チームが利用してしまっています。
皆さん、1mSv=30000Bq体内です。(ICRPやIAEAの基準、つまり国連の基準です)つまり60kgの大人で500Bq/kgで低レベル廃棄物の5倍の濃度です。10Bq/kgで心臓に異変が出ると言うチェルノブイリ事故後、人体解剖まで行い、データをとったバンダジェフスキー博士の研究と照らし合わせれば、この数値がいかに高くて酷いものかわかるはずなのに、反原発側でさえ、これをきちんと国連に訴える団体がいないのです!(2020年追記:ちなみにこの基準も今はロシアでは適用されていません。労働者で0.1mSvとなっているそうで、居住者はもっと低くしなければならないということ。バンダジェフスキー博士の翻訳のお手伝いを今しており、博士の論文にそう書いてあります。https://bandazhevskypaper.blogspot.com/2020/05/the-risk-of-cardiovascular-diseases-in.html)

以前からかつて勤めていたが、秘密裏に解雇された原子力資料情報室、情報室役員の弁護士(海渡、河合両弁護士)、海渡弁護士の連れ合いの福島みずほ氏(大臣の時、辺野古は主張したが、ベトナム原発輸出は容認)等は、信頼できずにおりました。

そして共産党も、事故前には「被爆者に原発労働者がいる」という理由で原発に反対できないと被団協に99年に言われてから、信用できないでおりました。

そんな中、私は共産党に属していても、広島被爆医師である肥田舜太郎先生は、なんとなく例外だろうと勘違いしておりました。

7月、長年、翻訳などのお手伝いをしてきた肥田舜太郎医師に、福島の子供で27人もの甲状腺がんが出ているというデータ、汚染地帯から子供を逃がさないでいるエートスプログラムでリストに入っている共産党系民医連医師の名簿、その他、国連やIAEAなどへの要望書を、現実に今起きていることを知ってほしいと思い、お送りしたところ、一言、「読むだけでも疲れた。竹野内真理以外の人々の活動は、ぬるま湯だと責めているつもりか・・・貴方のような人はやる気になっている若い母親の芽を摘み取ってしまう・・・貴方の中に染みついている単刀直入に相手に切り込む攻撃性は、裏返して言うと頑固に自説を弁護する保守性の強さである(よく意味わからず)」等々と、内容は無視して、私の人格を誹謗中傷する内容が大半の手紙を突然受け取りショックを受けました。

福島出身の母は、「福島のがん発生のことなど、何も知らなかった。なぜ肥田先生は無視するのか?また、長年お手伝いをし、ただでさえ、シングルマザーで沖縄で孤立無援の娘に対し、そのような誹謗中傷手紙を送るとは、肥田先生はどうかしてしまったのか」とはっきり言って怒っていました。

私も、もう二度と先生のお手伝いも、先生を擁護することも致しません。

実際、肥田先生には今まで様々な人から「早寝早起きやご飯をよく噛むでは、放射能には勝てないのではないか」「子供は特に酒もたばこもやらず、生活習慣は元からいいのに、チェルノブイリでは病気になったではないか」「肥田先生の言われることはエートスと変わらないではないか」という至極もっともな疑問の声があがっていました。

何度か電話で説明をしたり、2012年初頭に一度は手紙で書いたこともありましたが、ご高齢だからと今まで私もやり過ごしていましたが、今回重い腰を上げて、私の持っている情報をたくさん資料としてプリントアウトして送ったら、そのような反応だったわけです。

いくら広島で活躍された人だからと言って、肥田先生は原発問題をほとんどご存じでないですし、今回の手紙でわかったのですが、学ぼうともされていません。

肥田先生を神格化し、おかしな楽観論を信じ、将来子供たちが一人でも多く病気になるのは私は嫌です。というか、もうすでに病気になっているのです。27人の甲状腺がんの発生について、「2次検査の受診率が半分以下だから、実際はこれより多い」、と赤字でコメントした表をなぜ無視しながら、(たいして重要でない)私の人格問題を延々と書いて速達で送ってくるのか、いまだに私には理解できません。

厳しいことを言うようですが、これが事実ですし、肥田先生のメンツよりも、私は一人でも多くの子供を健康に長生きさせたい。そちらのほうが、ずっと大事だと思っています。

後述しますが、日本ですでに起きている健康被害について、健康被害はないことにしている放射線影響に関する国連科学委員会UNSCEARにメールを送りましょう!

以下、5月31日に出されたUNSCEARのプレスリリース仮訳
http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/3288.html

6月末に、福島後の子供の放射線影響、人間と環境への放射線影響の報告書を出し、9月に本報告を出す予定だそうです。この報告が今後の政策を左右するはずです(ただし英文で。簡単なものでもいいのです!長いものは私が送りました)


UNSCEARへのメールはこちら (英文でお願いします)
Ms. Jaya Mohan jaya.mohan@unscear.org 
Ms. Anne Thomas anne.thomas@unvienna.org 
Ms Regina Rohrbach  regina.rohrbach@univienna.org

福島事故後、正確には、99年に原発のことを知って活動をし始めてから痛烈に感じることがあります。

それは組織や有名な運動家、市民派の学者に頼っていてはだめだということ。

(理由はこういった中に、権力側の手先ではないかと疑われる人たちが多く混在しているから。また本当に権力側の人でなかったとしても、知らず知らずに、やる気のある新規の活動家のやることをいわゆる「大御所」が邪魔してくれるから。)

自分の判断で、今必要と思うことを、即やらないと手遅れになる。

私は反原発団体の大きなところで半年翻訳の仕事をしていたことがありましたが、もっとも大事な緊急の問題(日本における地震と原発の問題と内部被爆の問題、六ヶ所村の汚職、チェルノブイリでの実際の被害の問題)を避けた運動をしていることに気づきました。

それどころか、一生懸命やろうとするひとのやる気をなくさせよう、仕事を遅れさせようという、いわゆる運動の「大御所」がたくさんいることに気づきました。

今福島事故後も同じことが繰り返されている。すなわち、運動をやっているふりをしながら、最も大事な「子供たちの避難」や「瓦礫焼却反対」などをきちんとやらないのです。または実際の行動を遅らせたりするのです。

そしてさらにショックなのが、子供の疎開を叫ぶ、「福島集団疎開裁判」のグループの方々も、なぜか、福島の甲状腺がんが数値として明白に上昇しだしているのに、海外向けに発信していません。私がMLでそれを指摘し、国連科学委員会の宛先を書いても、邪魔する人々が大半で、実際にまじめにやってくれる人が今のところいません!

最近、内部被曝研究会も大変なことになっていると複数の人から情報が来ます。実はその中にいる、大御所のある学者さんですが、私も1年以上前に、非常に困らせられたことがあります。

私もあとがきを書かせてもらった肥田舜太郎先生の「内部被曝」という本の内容を細かな揚げ足をとられ、ちょうど郡山市のジュンク堂でベスト10に入ったというタイミングで、出版を一時期とめられたのです。

(とにかく福島の子供を逃がしたいという一心でこのあとがきを書いたこと、プラスこのとき、私は来月の家賃も払えないくらいに経済的に困窮しているときだったので、売れ行きの上がっていた本の出版も中止され、本当に困り果ててしまいました。。。)

なぜこの一見こちら側の学者さんが、味方の本の出版を停止させ、安全デマを振りまき、福島疎開裁判で子供の疎開を阻む理由となっていた中川恵一氏の本に文句ひとつ言わないのか、ずっと疑問に思っていました。

(これは疎開裁判も一緒です。中川恵一の本が安全論の科学的根拠となっていたのに、彼の理論を打破するための動きはなかったのです。仕方なく、私は一人で公開質問http://koukaishitumon.blogspot.jpのページを立ち上げたのでした)

今、同じ方が、内部被曝研究会でも似たような問題を起こし、多くの方が不審に思っているようです。なにか、大事なことを後回しにし、くだらないことで時間やエネルギーをとる人がいるようです。彼に限った問題ではないと思います。


そして、皆さん、これは国内に限ったことではありません。

残念ですが、海外でもそうです。

私は今年の3月にNYで行われた福島事故後の健康影響についてという国際会議に出席しましたが、福島ですでに発生している甲状腺がん、その他の健康異常についての発表がまったくなかったのには心底驚きました。

私はその数週間前に、カルディコット医師をはじめとする、すべての講演者に、健康被害に焦点を合わせた国連への手紙を60ページ近く送っていました。
ただ、私のレポートの情報の豊富さや包括的であることなど、海外の方々より、賞賛のメールはいくつかいただきました。Congratulations on your superb work!といった具合。

しかし私は自分が褒められるためにやったのではないです。

子供を助けたい一心で書いたのに、まったく日本で起きている健康問題が会議で取り上げられることはなかった。休み時間に、主催者のカルディコット医師にも直接お願いしたのですが、だめでした。彼女も私の報告書は読んでいたのですが。彼女も東京ではきちんと言っていたのに。

日本の国際会議の主催者、メールのわかるスピーカーのほぼ全員に日本ですでに起きている健康被害について、長いレポートを送り、日本の窮状を訴えていたにもかかわらずです。http://savekidsjapan.blogspot.jp/2013/01/open-letter-to-un-on-health-hazards.html

それと日本からの講演者、崎山比早子さんも、東電の悪口は言いましたが、すでに起きている健康被害については全く言及していませんでした。

(崎山さんには実は、事故前に内部被曝における、低線量で上向きカーブを描いて影響が増えるペトカウ効果(実は、放射線医学総合研究所の本にも『逆線量率効果』という専門用語で紹介されているのに)について、質問をしていたのですが知らないの一言でした。事故前はもっぱら外部被曝の医療放射線の話をされていたようですし、一時期バンダジェフスキーを支持していましたが、この講演会で休み時間にお話ししたら、今はバンダジェフスキーも否定されています。)

また、私と息子が初期被曝で具合が悪くなったと話したら、ある米国の女性のNGOの学者は、「それはぜひ、健康調査に登録すべきよ!これからの疫学調査のためにとにかく登録するのが、一番よ」と目を輝かせて言う人もいました。

なんだかとてつもない違和感を感じ、「そんな研究に協力する気はないですよ。とにかく、子供たちは汚染地帯から逃がすこと、これ以上に大事なことはない。学者の研究に付き合っている余裕はないです」ときつく言いました。日本人は原爆でモルモットとして扱われたが、もうそんなのは許せない。まして子供まで!

そして今回、欧州に行って、活動家やNGOの方たちとの兼ね合いでは、さらに驚きの経験をしました。 今回、私が埒が明かないから、「IAEAに直訴しようかとも思っている」と話したある欧州の大きなNGO「WISE Amsterdam」のA氏は、オーストリアの別の地球の友FOEのリーダーB女史に相談し、彼女が協力してくれると言っていると私に話してくれ、私はおおいに喜んでいたのですが、ふたをあけたら。。。

オーストリアFOEリーダーB女史は、事前に送ってあったレポートは忙しいから読んでないといい、私が目の前にいても、福島の状況を聞こうともしない。IAEAへの訴えもなんのことだかわからないという。(仕方ないから全部自分でやりましたよ。誰かに頼って計画を無にされてたまるかという感じです)

それでも、彼女の主催するイベントの午後のワークショップで私に福島の話をする時間をくれるといっていたので、現場で待っていたら、結局、彼女は何もいわずに途中でいなくなってしまいました!ワークショップもきちんと開かれず。。。なんとその前の枠のグループが「部屋からどかないから」というわけのわからない理由。

 6月にもかかわらず異常気象で、会場(屋外)は10度あるかないかの寒さ。私と息子は、結局屋外で6時間以上も待たされ、結局おいてけぼり。息子はその日の夜、宿で高熱を出してしまいました。

 「いったいどうなっているのですか?寒い中6時間も待たされ、結局あいさつもなく、いなくなってしまった。息子は初期被爆して免疫が落ちているのですよ!昨夜はひどい高熱を出し、今日は一日ホテルで休ませていて、どこにもいけないのですよ」さすがの私も文句の電話しました。

 「それは申し訳なかった」と電話では謝ったA氏。でも以来、A氏からもB女史からもメールひとつ来ません。日本の子供たちが健康被害にあおうが、彼らにはまったく関心がないのでしょう。私はこういう大きな団体のリーダーには怪しい人たちが配置されていると思っています。日本だけでなく、海外でもです。

それは個人の学者でも同じこと。今回、個人的にたずねた有名な市民側の学者でも、意味もなくバンダジェフスキーの悪口をいい、そして私が提示した、今最も大事だと思われる「福島の子供の甲状腺がんの多発」の統計を急遽英訳してメールしても、だんまりで、ほかの話だけする。 そのわりには、自分は、今後、有益な疫学調査をするつもりだという。(そういう学者が複数います)

そんな悠長なことを言っている暇はない!はっきり言って!そして、すでに国側が後押ししていて否定しようがない、有益な疫学調査は、福島の甲状腺がんですでに数値として出ているのに、なぜそれを市民側が利用しようとしないのか、まったく理解できません!

 IAEAの人には、メールのやり取りの後、結局、面会は拒絶されました。しかしながら、UNSCEARの人には会うことができました。(以下をご覧ください)IAEAと同じ場所。ウィーンのUN Cityです。

ちなみに、IAEAのある国連の警備員は、私のことを知っていました。なんとアポをとる前から。Save Kids Japanのブログhttp://savekidsjapan.blogspot.jp/2013/05/open-questions-to-iaea-director-general.htmlを読んでいたのでしょう。

「あなた、真理でしょ?前にもここに来たことのある。日本のジャーナリストの。。。」 「ええ!私ブラックリストに入っているの?」「そんなわけないさ!入っていたら、この建物自体に入れないよ。」と笑ってくれた警備員。

まじめに、「世界の原子力村相手に、万が一、息子になにか危害が及んだらどうしよう」と一睡もできなかった夜もあった私はほっとしました。といってもいろいろ起こるのでまだまだ油断禁物。(皆様、いつも言っているけど、私に何かあったら、エートスともんじゅ西村事件を世界に広げて!)

ところで、皆さん、UNSCEARに訴えるのは大事ですよ。なんといってもここからの報告に基づき、ICRP報告が生まれ、また各国の政策が左右されるのです。仲間内(怪しい人もいるかもしれませんよ!)で情報を回すより、ここに直接訴えるのは非常に大事だと思います。(なのに、疎開裁判の人々を含め、だれも動こうとしてくれません!)

組織はあてにならない。誰かがやってくれていると勘違いしたら大間違い。自由な動きのとれる、良心を持つ個人が行動すべきです!!!


私などはシングルママであり、金持ちではないですよ。子供もまだ3歳で、動くのは大変。でも「放射能汚染による緩慢な殺人を見逃すことはできない」と思い、当たり前の活動しています。別に自慢することでもなく、私は当たり前のことをやっている。

しかし、私より余裕のある人は、日本にたくさんいるはずなのに、やっている人がこれだけ少ないのはどうしてだろう。

毎年、海外旅行に何百万も行く日本人。円安になっているといってもベラルーシと違い、日本は海外旅行にいける人が大勢いる。たまにこういうところに、旅行がてらでもいいから、訴えに行く人があってもいいのにと私は思う。

私だって、IAEAからの手紙の返事を待つ間、ちゃあんと、観光バスに乗って市内観光したり、ハプスブルグ家の王宮見物をしましたよ。息子も大喜び。いつもちっちゃいアパートに住んでいるから、「豪華なおうちでしょ~」と。それにうちの子は今年に入って2度海外に行っているので、外国人をひとつも怖がらず、進んであいさつしたり、外国人にちょっかいを出したりしています。

さて、日本に帰国したら、なぜか、私のPCが攻撃にあい、今までのブログhttp://savekidsjapan.blogspot.jpが更新できなくなりました。。。 と言い、別のサイトhttp://savekidsjapan.wordpress.com/2013/06/18/iaea%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e3%81%8a%e8%bf%94%e4%ba%8b%e3%80%80reply-from-iaea/を立ち上げた矢先、いきなり更新可能になりました!これからもつぶされたら、新たなサイトを立ち上げます。(しかし私のPCは動かないまま。今ネットカフェで作業しています)

My PC was attacked by somebody and I cannot update my blogs anymore so I established another site, and then I can update this page now.(But my PC is not functioning...)


下記にあります、IAEA事務局長への公開質問状もメールで送り、面会をお願いした際のお返事が以下です。広報部長Gas氏によるお返事です。
I sent the open question to IAEA Director General via e-mail and requested to have a meeting with IAEA and I am attaching the Director of Public Information Mr. Gas’s reply below.

少なくとも、Gas氏のお返事は丁寧な言葉遣いで、きちんとこちらの言いたいことを読んで下さっています。また、Gas氏がUNSCEARのお知らせを教えてくれたおかげで、私はその後、UNSCEARの方にアポイントを取り、直接、日本における窮状、特にすでに現れている健康被害について訴えることができました。(Gasさん、ありがとう。)
At least, Mr. Gas was selecting words in his courtesy and moreover, he actually read what I wanted to say. In addition,thanks to his information on the update of UNSCEAR, I was able to make an appointment with UNSCEAR person and was able to convey the situation in Japan particulaly focusing on already emerging health hazards. Thank you, Mr. Gas!

同時期に行われていた国連人権理事会のグローバーさんの報告にばかり注目が行き、今後の政策により大きな影響を与えるUNSCEARについては、働きかけている人が皆無なようです。
It seems like almost everybody’s attention went to UN Human Rights Council Mr. Anand Glover and nobody worked on UNSCEAR, which has more impact on future political decision.

放射線による健康被害はたいしたことがないという前報告を出しているUNSCEARにどうぞ皆さんからも訴えてください。(さらに二つの報告、子供への影響および人間と環境への影響の報告が6gつ31日に、そして本報告は9月に出ます)日本の人がやらねば、誰もやってくれません。今年に入って米国と欧州を訪問してきて、痛烈にそれを感じています。健康被害については、甲状腺がんの増加も含め、グローバー報告にも入っていません。
Please do make appeal to UNSCEAR from you as well particularly on health hazards on radiation. Unless Japanese people make a move, nobody would help. As I visited the US and Europe this year visiting major conference or meeting major organizations, I strongly feel this way. As for health hazards, even Mr. Glover’s report does not mention at all including dozens times increased thyroid cancer…

以下がUNSCEARへの連絡先です。3人の方がいらっしゃり、私がお会いしたのは、インド人女性のMohanさん。私が子供を抱えて、書類をばらばらと落としてしまったのを静かに拾ってくださり、私の話をじっと聞いてくださった素敵な女性。ご自身も小さい子がいるのでよくわかる、よくぞ来て報告してくれたとおっしゃってくれました。(ああ、世の中のすべてのお母さんが立ち上がれば、原発などなくなってよいはずなのです!)
The following are the contacts of UNSCEAR communications officer. I met Ms. Johan, a very nice Indian woman. She calmly picked up my scattered materials while I was holding my son, and listened attentively to my talk. She said that she understood my feeling since she herself had a small child and thanked my coming to report to her. (I really wish if all the mothers in the world stood up against nuclear power…)

UNSCEARへのメールはこちら (英文でお願いします)
Ms. Jaya Mohan jaya.mohan@unscear.org 
Ms. Anne Thomas anne.thomas@unvienna.org  Ms Regina Rohrbach  regina.rohrbach@univienna.org

***********************
以下がIAEAからのメール
Below is the mail from IAEA

Dear Ms.Takenouchi,
竹野内様

Thank you very much for your correspondence, the background introduction and your comments and questions that I have carefully read. I am sorry to hear that you and your son have been unwell.
お手紙をありがとうございました。背景にまつわる自己紹介と貴方のコメントと質問事項は、注意深く読ませて頂きました。貴方と息子さんが体調不良であることに心を痛めています。

This are indeed very complex issues that you raise and many of the questions that you pose are of a domestic nature. The Agency, as an intergovernmental organisation would not be appropriate to address them, sometimes simply because they are not in its mandate, which derives from its Member States decisions.
貴方の提起している問題は、実際複雑なもので、質問の多くは国内問題に相当します。IAEAは、国際機関であり、これらの問題に対処するには、当事国の決定に対する権限を持たないということも時折あるため、対処するのにふさわしい機関ではありません。

I want nevertheless to inform you that the IAEA is engaged in a broad undertaking to help ensure that the world learns from the nuclear accident at Fukushima Daiichi to so that we can make nuclear energy as safe as humanly possible. We are also giving priority to supporting Japan’s efforts to recover from it.
それでもIAEAは、福島第一の原子力事故からの教訓を、原子力を人類ができる限り安全にするのに生かすため、広範な事業を行っていることをお知らせさせていただきます。

On our website you will find extensive factual information about the accident and up to date details about the extensive IAEA Action Plan for Nuclear Safety, which was unanimously endorsed by our Member States in September 2011 and has since provided a road map for the IAEA and its Member States to follow. We also continue to work with Member States of the IAEA in preparing a comprehensive report of the accident. This report is planned to be released by the end of 2014.
私どものウェブサイトでは、事故に関する広範な事実と最新のIAEAの原子力の安全性のためのアクションプランの詳細が記されています。これは2011年9月に加盟国により満場一致で支持されたものであり、IAEAと加盟国が追随していくロードマップとなっております。また、我々はIAEAの加盟国と、事故の包括的な報告書を作成するため引き続き作業を行う予定です。この報告書は、2014年末までに発行される予定です。

I would also like to mention that the United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation (UNSCEAR) is currently holding its 60th annual meeting in Vienna, where its secretariat is based, and on 31 June will release to the public two reports: the effects of radiation exposure on children, and the radiological impact of events at the Fukushima-Daiichi nuclear power plant in Japan on humans and the environment. It seems to me that this information will be particularly pertinent to your concerns. These reports will be presented to the United Nations General Assembly later in the year, see their press release: http://www.unis.unvienna.org/unis/en/pressrels/2013/unisinf475.html
また、放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が事務局のあるウィーンで第60回目の会合を開いており、6月31日に二つの報告書をリリースします。ひとつは子供に対する放射線の影響であり、もうひとつは日本における人間と環境に対する放射線の影響についてです。この情報は、あなたの懸念事項に特に関連しているように思われます。これらの報告書は、国連総会に、今年度中に提出されます。(訳者注:その後UNSCEARの人に直接聞いた話だと9月だそうです)

As for your request of meetings, with other pressing commitments, and the limitation of the Agency’s capacity to answer most of your questions, Director General Amano and Deputy Director General Flory will unfortunately not be in the position to offer you an interview.
あなたのリクエストされている面会についてですが、他にも緊急事項があり、またIAEAが貴方の質問の多くにお答えする能力における制限もあり、天野事務局長および副事務局長のFlory氏は、残念ながら貴方のインタビューリクエストにお答えすることはできません。

I still hope that you will find the information I have provided useful and I wish you good luck in your undertakings.
それでも私がここでご提供した情報が役に立つこと、貴方のされていることがよい方向に行くことをお祈りしております。

Best regards,
Mr Serge GAS | Director |Division of Public Information | Department of Management | Vienna International Centre, PO Box 100, 1400 Vienna, Austria |Follow us on http://www.iaea.org

IAEAへの訴えも終わり、欧州のある街で一息。ストリートミュージシャンが珍しくて引き寄せられてしまった3歳の息子は、この後しばらく音楽に合わせて踊っていました。
 
**********
上記の記事は作家の兵頭正俊氏に以下のような秀逸なブログで引用されていました。。。兵頭さんに感謝しつつ、転載します!!

グローバリストの支配と竹野内真理ファイル

原発・原爆・核兵器

『竹野内真理ファイル』を読んで様々なことを考えた。
現在、この国の既得権益支配層は、数10万の福島の子供たちを放射能汚染地帯に放置し、これを御用メディアが隠蔽し、人類史上かつてなかったジェノサイドが進行している。

竹野内真理はこの理不尽な現実に果敢に闘いを挑んでいる。現代日本においてわたしがもっとも敬意を払う人物のひとりである。
彼女は書いている。
「2013年6月19日 水曜日
肩書きに惑わされないで! 福島事故後の健康被害を個人個人が対外的に発信しないと手遅れになる!
はっきり言います。日本人は、もっとすでに起こっている健康被害を対外的に発信しないと、手遅れになります。(すでに手遅れだが、さらに手遅れになり、子供たちの寿命がさらに縮んでしまう)
国連人権理事会のグローバー報告はすばらしいですが、もっとも大事な健康被害については、甲状腺がん増加についてさえも触れていません。日本人がやるしかありません。
後述しますが、日本ですでに起きている健康被害について、健康被害はないことにしている放射線影響に関する国連科学委員会UNSCEARにメールを送りましょう!」
(引用終わり)
http://bit.ly/16SpGkS
行動から行動へ。この生き様は、竹野内真理の表現に横溢するものだが、『竹野内真理ファイル』には、いつもとは違った論点が掲げられている。それは非常に重要な指摘で、例えば次のようなものだ。
「福島事故後、正確には、99年に原発のことを知って活動をし始めてから痛烈に感じることがあります。
それは組織や有名な運動家、市民派の学者に頼っていてはだめだということ。
(理由はこういった中に、権力側の手先ではないかと疑われる人たちが多く混在しているから。また本当に権力側の人でなかったとしても、知らず知らずに、やる気のある新規の活動家のやることをいわゆる「大御所」が邪魔してくれるから。)
自分の判断で、今必要と思うことを、即やらないと手遅れになる。
私は反原発団体の大きなところで半年翻訳の仕事をしていたことがありましたが、もっとも大事な緊急の問題(日本における地震と原発の問題と内部被爆の問題、六ヶ所村の汚職、チェルノブイリでの実際の被害の問題)を避けた運動をしていることに気づきました。
それどころか、一生懸命やろうとするひとのやる気をなくさせよう、仕事を遅れさせようという、いわゆる運動の「大御所」がたくさんいることに気づきました。
今福島事故後も同じことが繰り返されている。すなわち、運動をやっているふりをしながら、最も大事な「子供たちの避難」や「瓦礫焼却反対」などをきちんとやらないのです。または実際の行動を遅らせたりするのです」
(引用終わり)
この指摘は重要だ。脱原発運動の敵は、公安や警察のみではない。そういったわかりやすい2項対立はオールドファッションだ。強大な原子力村は、運動の内部に敵を送り込み、内部から運動の瓦解を謀る。
監視し、足を引っ張り、運動を弱体化するのは、内部の敵だ。
世界的な規模ではIAEAがそうであるし、国内では原子力規制委員会がそうである。原発事故の現場では福島エートス・プロジェクトが機能する。「反原連」もいる。かれらの表面上のパフォーマンスなど何の意味もなく、フィクションに過ぎない。それを見破る経験と洞察力が必要になるのである。
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ところで、これまでもグローバリストの日本への関与は進められてきた。大きなターニングポイントとなったのは、売国奴小泉純一郎がやった政治資金規正法の改悪である。
これは、外国人からの政治献金は禁止するものの、外資比率50%超の大企業の献金は、合法とする。
繰り返すが、2006年にこのように変えたのは、売国奴の小泉純一郎である。これは恐るべき見識を欠いた法律であり、衆院政治倫理委員会でのわずか2時間あまりの質疑の後、自民、公明、民主、国民新各党の賛成多数で可決された。
この法案の背景には、献金を通じて日本政治への影響力強化を狙うグローバリストの戦略がある。この戦略は着実に実を結んでおり、この法案に賛成した政党がすべてTPPに賛成し、売国ビジネスに励んでいるのは、象徴的である。
民主党政権時代に、菅直人や野田佳彦があまりにもひどかったことから、再評価が一部の識者から出ている鳩山由紀夫であるが、民主党幹事長時代に、この政治資金規正法の改悪に賛成して、「外国人持ち株比率が50%を超えたとしても、それをもって企業の政治寄付が制限されるのは、基本的におかしな話。経済界の要望に応えられるように努力をしたい」と発言している。
わたしは鳩山由紀夫なる人物は、政治家として評価する前に、もともと政治家に向いていない人物だと思っている。
ところで話を元に戻すと、世界のグローバリストの走狗となった「大御所」には、金、ポスト、身内の就職、大臣との会見など、様々な便宜が図られる。
この市民社会で「大御所」と呼ばれる連中の大半は、良心など、とっくに捨てて生きているのだ。日本人はお人好しなので、なかなか正体を見破れない。
わたしが、今回、『竹野内真理ファイル』を取り上げるのは、彼女が次の指摘をしているからである。この視点はこれまでなかったものだ。
「残念ですが、海外でもそうです。
私は今年の3月にNYで行われた福島事故後の健康影響についてという国際会議に出席しましたが、福島ですでに発生している甲状腺がん、その他の健康異常についての発表がまったくなかったのには心底驚きました。
私はその数週間前に、国際会議の主催者、メールのわかるスピーカーのほぼ全員に日本ですでに起きている健康被害について、長いレポートを送り、日本の窮状を訴えていたにもかかわらずです。
http://bit.ly/14md3MJ
(ただ、私のレポートの情報の豊富さや包括的であることなど、賞賛のメールはいくつかいただきました。しかし私は自分が褒められるためにやったのではないです。日本の子供を助けたい一心で書いたのに、まったくこれが会議で取り上げられることはなかった。
休み時間に、主催者のカルディコット医師にも直接お願いしたのですが、だめでした。彼女も私の報告書は読んでいたのですが)
また、私と息子が初期被曝で具合が悪くなったと話したら、ある米国の女性のNGOの学者は、「それはぜひ、健康調査に登録すべきよ! これからの疫学調査のためにとにかく登録するのが、一番よ」と目を輝かせて言う人もいました。
なんだかとてつもない違和感を感じ、「そんな研究に協力する気はないですよ。とにかく、子供たちは汚染地帯から逃がすこと、これ以上に大事なことはない。学者の研究に付き合っている余裕はないです」ときつく言いました。日本人は原爆でモルモットとして扱われたが、もうそんなのは許せない。まして子供まで。
そして今回、欧州に行って、活動家やNGOの方たちとの兼ね合いでは、さらに驚きの経験をしました。 今回、私が埒が明かないから、「IAEAに直訴しようかとも思っている」と話したある欧州の大きなNGOのリーダーA氏は、オーストリアの別のNGOのリーダーB女史に相談し、彼女が協力してくれると言っていると私に話してくれ、私はおおいに喜んでいたのですが、ふたをあけたら…
オーストリアの某NGOリーダーB女史は、事前に送ってあったレポートは忙しいから読んでないといい、私が目の前にいても、福島の状況を聞こうともしない。IAEAへの訴えもなんのことだかわからないという。(仕方ないから全部自分でやりました。)
それでも、彼女の主催するイベントの午後のワークショップで私に福島の話をする時間をくれるといっていたので、現場で待っていたら、結局、彼女は何もいわずに途中でいなくなってしまいました!」
(引用終わり)
竹野内真理の文章を読むと、世界のグローバリストが連帯していることがよくわかる。日本のグローバリストが決めたことをIAEAは否定するようなことはしないのである。
植民地日本で推進される政策や法は、グローバリストの権益のための政策であり、法である。
消費税増税、原発維持推進、TPP参加、ACTAなどの様々なネット監視法案、「マイナンバー」制度、これらは植民地の国会から生まれたものではない。「対日改革要望書」、「日米経済調和対話」、「日本経団連政党評価表」 、「ジャパン・ハンドラーズ」やヘリテージ財団などの宗主国のシンクタンクの指南と指示に基づいて、わが国の官僚が作成し、生まれたものである。
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