2021年5月30日日曜日

再び感謝!温暖化・原発・改憲・軍拡・福島・川内原発などー本澤二郎氏のブログ

 http://jlj0011.livedoor.blog/archives/29286556.htmlより転載

地球温暖化の犯人判明<本澤二郎の「日本の風景」(4100)

<原発の温排水=神道政治連盟・日本会議=自公維は犯罪党!>

 地球温暖化による気候変動で、毎年予想外の人命を含む巨大災害が発生している。その元凶が原子力発電所による温排水であることを、反原発派の指摘によって目を覚ました国民は多いに違いない。原発全廃が人の道である。他方、日本の原発推進派は、右翼的な国家主義に傾斜する改憲軍拡派・自公維政党である。犯罪党と断定したい。

(竹野内注:原発による地球温暖化説については、こちらをご覧くださいhttp://fukushimaworkerslist.blogspot.com/2013/11/blog-post_14.html )


 原発推進派ではなかったが、真っ向からこれに反対の論陣を張らなかった筆者を含め、全言論人もまた犯罪者の側に立っていたことになる。いま猛省して反原発の立場に立つことを、内外に鮮明にしたい。温暖化による地球変動を阻止する戦いを開始せねば、人類が滅びることになる。言論界の全ても、覚醒する時である。2019年15号台風の恐怖が蘇ってきた。


 振り返ってみて1972年から政界、特に自民党派閥を20年政治記者として取材してきた印象から、正確な数字はともかくとして、吉田茂の保守本流に対抗してきた、岸信介・中曽根康弘ら保守傍流の派閥や、そのメンバーが原発推進派であると決めつけることが出来る。


 彼らはまた改憲軍拡派である。現在では安倍晋三を筆頭とする清和会に原発推進派・改憲軍拡派が少なくない。いわゆる国民生活を重視する、自由主義を信奉するリベラル・穏健派ではなかった。反発する社会党の政治力が弱かったことも、自民党原発派を放任する原因であった。背後の財閥による潤沢資金が、同党を支えてきていた。財閥が操る右翼・原発派の三権とも断定したい。カネで動く自民党議員の「核の平和利用」というワシントンから持ち込まれた偽りの論理に、政界・官界・司法界も呑み込まれてきた不条理日本だった。今も、である。


 とりわけ21世紀においても「天皇中心の神の国」という原始の神社信仰にこだわっている輩、それはすなわち神道政治連盟=日本会議の面々と決めつけてもおかしくない。彼らこそが自民党に根を張る、戦前派・国家主義に傾倒する政治屋勢力である。


 右翼議員の核に対する関心度は、つまるところ、核兵器開発論と結びついている。核兵器の原料は、原発稼働によって出てくるプルトニウムだからである。これの推進役は、霞が関では経産省官僚だ。背後の三井・三菱など、財閥が強力に後押ししているという、悪魔の構造が強固に存在、それに新聞テレビの言論の自由が拘束され、電通経由で徹底してきた。押さえつけてきた。

 不条理きわまりない原発推進勢力は、311の東電福島原発の大爆発でさえも変わらなかった。神道政治連盟のボスが、首相の安倍であったことを、国民は忘却してはならない。東北の人々は、依然と騙されて、選挙で原発派を選んで恥じない、正に無知の人々だった。その中で、人体実験のような地域社会までが存在していることを、最近まで知らなかった。反原発派の女性ジャーナリストは、もんじゅ西村謀殺事件を暴いただけでなく、福島の深刻なモルモット行政のことも暴露してくれていたというのに。


 思うに、涙が出てくるような戦いに先頭を切ってくれていた反原発ジャーナリストに、繰り返し敬意を表したい。


 したり顔に「そんなことは常識。ようやく分かったのか。この大バカ者め」という非難が寄せられて当然だが、しからばなぜ、それが本格的な国民運動にならなかったのか、野党は体を張って戦わなかったのか。愚民は東北県民だけではない。日本列島に無数に存在している日本人は、またしても広島長崎の教訓を忘れ、311で二度目の敗戦で、あたかものた打ち回る八岐大蛇そのものではないのか。


<無知は犯罪=無知人間=犯罪者>

 東京で次男の介護のための体力強化のためのジム通いのおり、元日立製作所で働いていたというエリートの「無知は犯罪」という言葉が、今回ほど脳裏を叩きのめしたことはなかった。


 右翼の言論人も覚醒すべき時だ。原発全廃が人類が生き延びる正しい道路である。

 無知なる者は、すなわち原発推進派と同じ犯罪者となるだろう。


<森喜朗以下の岸信介・清和会と中曽根康弘・ナベツネは万死に値>

 戦前派のA級戦犯・岸信介につながる政治屋・学者・文化人・言論人・法曹界の面々は、万死に値する人々と断罪せざるを得ない。


 「神の国」を公然と信じ込んでいる森喜朗や安倍はいうまでもなく、原発建設に率先して取り組んできた中曽根康弘とナベツネ、そして懸絶会社の鹿島を許してはならない。

 東芝・三菱・日立の原発御三家と、そこに食らいついた多くの通産官僚と原発技術者もまた、その責任は重大である。原発労組もまた、自らの首を絞めてきたことに猛省すべきだろう。連合である。


<安倍の原発再稼働にアクセルを踏んできた公明党創価学会>

 安倍の右翼政治を抑制すると称してきた公明党創価学会、とりわけ太田ショウコウ・山口那津男・原田・谷川の責任も問われるべきだ。

 平和を吹聴して有権者を欺き続けてきた罪も、計り知れないほど重い。ブレーキを踏むどころか、アクセルを踏んできた太田昭宏らによる、戦争三法強行が、いかに罪深いか。


<狙いは日本の核兵器開発>

 原発推進派の目的・野心は、核兵器の開発であろう。それゆえの改憲軍拡論であった。安倍は、ことあるごとに軍拡に執着してきた。日米首脳会談とは、安倍の武器買いそのものだった。


 彼ら大きな壁が、9条憲法そのものだった。安倍改憲論の本丸の本丸が、9条なのだ。日本人は地球変動で命を奪われるだけでなく、核兵器による大災害を受けて、沈没しようとしている。


 孫や子供の世紀を奪うつもりなのだ。冗談ではない。断じてNOある。


<反原発ジャーナリストの叫びに怒り狂う悪魔の原発推進派>

 以下のブログを読んでみれば、悪魔の素顔が見えてくるだろう。

http://koukaishitsumon.blogspot.com/2014/07/75.html


福島の子供たちに多数の甲状腺がんや白血病など健康被害が出ているので疎開させよ、エートスは人体実験である


「おかしいですねえ。ふしぎですねえ。これ、こんなにボロボロでしょ。断層や節理(ひび割れ)が縦横に入っていて、まるで寄木細工みたい。この地層は、原子炉設置場所の基礎岩盤と一連のものなんですけどね。九電は、地質上の問題はまったくないようにいっている。。


2021年5月30日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

ピンボケの韓国気候変動国際会議<本澤二郎の「日本の風景」(4102)

<原発全廃を外して温暖化防止策は木を見て森を見ずの愚策!>

韓国の聯合ニュースがソウルで開催された気候変動国際会議において、昨日ソウル宣言が出たというので、地球温暖化の元凶である原子力発電所全廃論が浮上したかもしれないと思い、報道を確認したのだが、無駄なことだった。「国際的な脅威」の指摘は当然のことだが、地球破壊による人の命の危機についての認識はなかった。


 そうしてみると、フクシマの放射能汚染水の海洋垂れ流しNOの叫びと整合性がない。皇国史観のような、日本政府の歴史認識に怒り狂う日本 憎しからくる、非科学的な反日感情レベルと受けとられかねない。


 韓国政府もまた、ドイツのメルケル政権の勇断を理解していなかった。日本の安倍・菅と同じということになり、失望を禁じ得ない。同国の三権分立に期待していた日本人としては、がっかりである。原発全廃に舵を切らないと、温暖化による災害と人の命は、これからも深刻さを増すことになる。

 今年の台風シーズンに怯える日本と韓国ということになろう。韓国の原子力ムラも日本同様といえる。ことし11月に開催されるCOP26も、憂鬱な結果になるしかないのか。EV車や石炭火力発電廃止だけでは、地球温暖化阻止は不可能である。


<韓国政府は福島東電原発の真実に目を背けている!>

 韓国政府が主導した気候変動抑止の国際会議の詳細は、報道から見えてこない。ドイツが参加したのかどうかも、当方は分からない。もし、参加したとしても、本気で主張してくれたのかどうか。


 未だに世界各国は、戦後いち早くワシントンが発した「核の平和利用」というイカサマの論理に、進んで束縛されることで、原発で燃やされたウランから取り出されるプルトニウムにこだわりを見せているのだ。

 悪しき為政者は、核兵器生産に意欲を見せているのだろう。とうとう英国の産業革命から200年にして、人類は核兵器を大量に保有するための原発から抜け出せないでいる。西洋の科学技術は、70余年前に炸裂、日本が真っ先にその洗礼を受けた。反省もしないため、2011年の311原発崩壊で二度目も日本が引き受けてしまった。沈没日本は、五輪を強行しようがしまいが、関係なく現実化するのだろう。


 無知な人間も、フクシマ周辺の海水調査をすれば、地球温暖化の証拠はいくらでもある。魚介類にも大きな変化が起きている。日本に反骨の科学者がいれば、数十年前から国際世論へと昇華しているはずだ。改めて、メルケルの決断の偉大さを見て取れる。


<自国の24基の原発は存続、既に海洋異変で4基を止めた>

 日本は不幸にして、神道政治連盟・日本会議という原始宗教カルトによる神がかり政権が存在、いまも継続してきている。不幸にも、あろうことか原発全廃どころか、再稼働に舵を切ってしまった。ましてや、これに反発する善良で反骨の、か弱き女性ジャーナリストに対して、警察や電通配下と見られるネット右翼を動員、嫌がらせをしていたことが昨日分かった。その証拠のblogを以下に貼り付けたので、是非とも見てもらいたい。


以前、電通の時給が、ネットの嫌がらせ者などの末端でも20004000円という内部告発がありました。http://koukaishitsumon.blogspot.com/2014/10/20004000.html

電通にこの質問をしても、もちろん手短に否定されましたが。。。

http://koukaishitsumon.blogspot.com/2014/04/adk-asatsu-dk-inc.html 



 韓国の原子力ムラも日本と同じほど強力なのだ。24基もの原発から垂れ流される温排水で、東海・日本海も海水温が上がって、気候変動を誘引している。温排水による魚群の影響を受けて、4基の原発が停止に追い込まれたという。事態は深刻である。韓国の報道も、原発全廃報道に規制がかかっているのだろうか。反日デモの原因はよく理解できるが、反原発デモはどうだろうか。あっても右翼化した日本の特派員は、記事にしないのだろうか。北朝鮮はどうか、わからない。中国もまた、近年原発建設が盛んらしい。


 要するに、東アジアからの大量の温排水は、インド洋と太平洋を直撃している。その量は膨大で、しかも40年、50年も継続してきた。深刻すぎる海洋異変によって、高山の氷解や南極も北極も氷が融けて陸地が沈んでいる。

 しかし、現在のところ、犯人が原発だと大声を上げる科学者はいない。いたら教えてもらいたい。


 正義の科学者はいるのか。いたとしても、立ちはだかるのは国際原子力機関・IAEAであることも、反原発ジャーナリストによって暴かれた。


<原発汚染水の海中投棄反対は、科学返上の政治的対応?>

 韓国の文在寅大統領は、リベラルな政治家である。財閥の不正に踏み込める、勇気ある政治家と理解してきた。第二のメルケルになれる人物のはずである。

 目下のところ、アメリカのバイデン、英国のジョンソン、フランスのマクロンが地球温暖化の元凶に切り込めるか?中国の習近平も無理か。となると、地球は原発の温排水によって、途方もない洪水・台風などの大災害で人命は失われていく。

 南太平洋の島々は、海中に沈んでいる。原発国の犯罪性は、自然と人間を奪いつくしている。


 韓国のフクシマ汚染水の垂れ流しNOは、正当な主張である。ならば原発廃炉でなければ、各国への説得力がない。今回のソウル国際会議は、南北和解に突っ込む中での、人類と地球を守る最高の出番を手にした韓国大統領であったのだが


 それは科学が認証する最後の砦となるはずだったろう。東洋からメルケルは生まれなかった。気候変動による地球危機は、毎年深刻化する。100年存続

できるだろうか。


<スティーブン・ホーキンス博士は人類はあと100年>

 筆者と同世代の英スティーブン・ホーキング博士は「人類はあと100以内に滅びる」と予言した。原因は、地球の温暖化・人口ウイルス・核戦争・軍拡競争などで、科学が人類滅亡の元凶と指摘している。


 「核の平和利用」は戦争目的である、あるいは新型コロナが「人口ウイルス」と仮定すると、これまた形を変えた戦争である。人類は、科学を手にした戦争で死滅する!原発とコロナウイルスだとすると、到底100年はもたない。


 未来を生きる女子中学生がヨーロッパで声を、国連を動かした。フクシマの子供の命を守るために決起した、女性ジャーナリストの戦いを支援する人間でありたい。何としても100年以上継続する美しい地球を、孫や子供たちに残す人生を送ることが、真っ当な人間であろう。


<独メルケルのいない地球は死への道へとまっしぐらでいいのか>

 声を上げよう。沈黙は犯罪である。無知は犯罪である。

 ドイツのメルケルに続け、である。原発全廃の竹野内真理に続け、だ!女性が自立した時に、日本も地球も変わる!

2021年6月2日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(韓国・聯合ニュース)サミット参加者は2日間の協議の結果を盛り込んだソウル宣言文で「気候危機は環境問題を超え、経済・社会・安全保障・人権と関連した課題に影響を及ぼす急を要する国際的な脅威」と指摘した。

 気候問題解決のための具体的な方策として「太陽光・風力エネルギーなど再生可能エネルギーの発電比率の拡大を通じ、エネルギー転換を促進するための国際協力を強化する」とする内容が盛り込まれた。

 また脱石炭や海外の石炭発電所建設に対する政府開発援助(ODA)中断のための方法摸索を促し、二酸化炭素排出量を減らすのが難しい分野ではクリーン水素の使用を促進するという確約も含まれた。 

 参加者は11月に開かれる予定の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)の成功と温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の目標実現のため協力をさらに強化することで合意した。

 パリ協定では2100年までに産業革命前に比べて世界の平均気温の上昇を、1・5度までに抑えるとう目標を掲げており、今年が履行の最初の年となる。ソウル宣言文にも同様の目標が盛り込まれた。

 また参加者は「海洋汚染問題の深刻性について認識を共にし、特に海洋プラスチック問題解決のために国際的な結束が必要という点に同意する」とし、「海運の脱炭素化を通じて海洋の持続可能性を強化し、海洋のさらなる汚染を予防するために努力する」と宣言した。「海洋汚染問題の解決」は文大統領が今回の会議で提案した。

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日本学術会議の闇<本澤二郎の「日本の風景」(4105)

<菅応援団ではないが、フクシマ放射能対策は出鱈目すぎる!>

 ジャーナリストは「無知の知」である。全てを承知しているわけではない。得意分野と不得意分野がある。アンダーコントロール無縁の福島・放射能汚染と、東電原発の廃炉に100年前後かかることぐらいは、分かってきているが、この10年間の福島県民の子供たちや妊婦の健康状態についていうと、中央政府と地方政府が共謀して、嘘を垂れ流し、蓋をかけていることぐらいで、その詳細を知る手掛かりがない。真実を追求する科学者の使命であるのだが?


 東北復興と東電福島原発の廃炉について、世論の目を覆い隠そうとした東京五輪による、大義のないどんちゃん騒ぎであることも、ここへきて見えてきた。主権者を愚民並みの扱いしてきている自公政府に、本心から怒りを覚えてくる国民も少なくないようだ。


 しかも、放射能汚染隠しに、菅内閣発足当初、委員の任免問題で物議をかもした、尊敬されてきた?日本学術会議が、途方もない出鱈目報告書を作成・公表していたことが、竹野内ファイルで判明した。日本学術会議よ!お前もか!である。


<福島原発報告書はチエルノブイリ級で悪質すぎる!>

 「科学者は嘘をつく」という事実を、日本を代表する日本学術会議が演じていたことに、正直驚きである。先の一部委員排除の官邸の暴走を強く批判してきた言論人にとって、突然はしごを外されてしまったことになる。


 核問題・放射能問題は複雑過ぎて、一般人はなかなか理解できない。科学者の出番である。科学者は、政治と無縁、真実を語る、いうなれば正義の人たちだと尊敬されてきた。これは日本のみならず、世界的な傾向である。


 正に深刻この上ない、フクシマの子供・幼児の健康問題に対して、なんと「放射線の胎児への影響はない」と公文書に相当する権威ある報告書で公表していた。一体どういうことだろうか。


 見えてきたことは、日本学術会議の委員の中に、政府が安心できる御用科学者が沢山紛れ込んでいるのだ。科学者にも悪人もいる、委員のすべてが、政府お抱えのような、主権者からすると唾棄すべき、科学者といえない似非科学者ということか。


<「放射線の胎児への影響はない」と決めつけていた!>

 科学者を名乗る者であれば、子供・幼児・妊婦の免疫・抵抗力が、大人と比べて著しく低いことは常識である。低い放射能でも、長時間浴びることによる内外部被ばくの影響を受けることも、常識のはずである。

 それはチェルノブイリでも証明されていた。それなのに、放射能に抵抗力ゼロの胎児にも「影響がない」とうそぶいていたとは?


 日本学術会議に優秀な科学者が詰まっているはずではないか。そのため、公金も流れている。形だけの政府任命組織である。そこが腐っている、否腐りきっていたのである。日本学術会議が自ら首を絞めていることになろう。


 この報告書の核心を多くの国民は知らない。言論人も知らない。しかし、竹野内ファイルは、しかと内容に切り込んでいたのである。彼女のブログにアクセスして欲しい。


<バンダジェフスキー博士は政府に拘束されても真実を貫いた>

 日本にも善良な科学者や医師もいるはずであるが、彼らには新聞テレビや雑誌で、声を上げる機会が与えられていない。進んでブログを立ち上げて、真実を明かす勇者が少ない。手伝って、公にする言論人もいない。いまのフクシマの惨状である。


 しかし、チェルノブイリには正義の科学者が存在した。バンダジェフスキー博士である。専門家として、住民の健康問題と取り組んで、当局の不正を暴いていたのだ。それゆえに、拘束されるという悲劇も受けた。

 それでも彼は沈黙しなかった。「放射性セシウムの人体に与える影響」など頑発放射能の恐怖についての研究は、世界的に評価されている。


 日本の科学者の何人がチェルノブイリに飛んで、現地を歩いたのであろうか。元双葉町町長の井戸川克隆でさえも、視察しているほどである。今も続く井戸川裁判の強力な武器となっている。東電も政府も、ヒラメ判事で乗り切ろうとしているが、原発が気候変動の元凶であることが判明したことから、内外世論がイカサマ判決を許すはずがない。


 真実が抹殺されることはない。井戸川裁判を成功させる日本国民でありたい。昨日は、ようやくにしてもんじゅ西村謀殺事件の被害者の西村トシ子さんと電話がつながった。市民運動家と仲村さんと大口弁護士の口添えの成果である。

 元気そうで安堵した。75歳の西村未亡人は、屈せずに生涯戦い続けると打ち明けてくれた。「旧動燃を謀殺容疑で刑事告訴すべき事案ではないか」と指摘しておいた。


 日本に権力に屈しない科学者出でよ!と呼びかけようと思う。


<政府に言いなりになる学術会議の御用科学者は有害無益>

 フクシマの子供たちに寄り添えない日本学術会議とは、一体どんな組織なのか。政府に忖度してカネをもらうだけの乞食の集団だとすると、これではもう政治屋と変わりない。


 大金を懐に入れて贅沢三昧の政治屋と、真実を公表できない日本学術会議の科学者と差異はあるのだろうか

 日本学術会議委員の選任に対して、首相官邸の杉田という悪党が、政府批判者を排除した事件では、軍配は学術会議側に上げなければならないが、フクシマの放射能被害報告書は、ひどいというよりも悪意を感じる。日本国民であれば、誰もが抱く思いであろう。


 人間に限らず、頭が腐ると、全てが腐るという。安倍と菅の自民・神道政治連盟と公明党・創価学会の現在を、裏付けて、この国の前途を暗くさせて、光明が全く見えない。コロナに無力さをさらけ出している「日本の風景」であろうか。

2021年6月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(権力に屈しない竹野内メッセージ)

結局、科学者というのは国の税金で研究をしているものですから、国の政策に反する研究をしないのだと思います。。(研究費も下りないだろうし。ベラルーシで投獄された (放射線による先天異常を発表しようとしていた) バンダジェフスキー博士や、定常運転下でも原子力による放射線の影響を訴えていた米国のスターングラス博士やゴフマン博士は例外中の例外です。


国連も各国からの資金(結局各国の市民の税金)で営まれているので、巨大官僚組織のようなもので、おかしな科学も利権のために後押ししているのでしょう。。。最も大事な環境や未来世代の命を犠牲にしながら。悲しいことです。


1946年、放射線による突然変異を突き止めた遺伝学者のジョセフ・マラー博士がノーベル医学賞を受賞。ところが、1955年の国連平和会議では圧力がかかり、発表ができなくなってしまいました。


任命問題についてばかり取り上げていた日本学術会議は、201711月、放射線による胎児への影響はないと発表しました。http://savekidsjapan.blogspot.com/2020/10/blog-post.html 学術界の闇は深いと思います。








 

 




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